「3種あいがけ」(1134円)。ポークキーマとなど、常時3種のカレーがそろう。人気は3種すべてを楽しめるあいがけ/カオス スパイス ダイナー

写真拡大

カレーライスだけじゃなく、スパイスを使ったいろんなメニューを楽しんでほしい!」と、スパイスを極めた店主たちが、新たな動きを始めている。それぞれが、アルコールに合うスパイスメニューを開発し、カレー店の枠に収まらないカレー酒場と進化!スパイシーなおつまみや酒で夜な夜なほろ酔い気分にさせている。そこで、今までにないスタイルのカレー酒場をレポート!

【写真を見る】「カオスガイヤーンプレート」(842円)。タイのスパイシーなチキングリルはボリュームたっぷり/カオス スパイス ダイナー

■ カオス スパイス ダイナー

「カオス スパイス ダイナー」は、和食出身の店長とインドで修業したシェフが二人三脚で作り上げるメニューが魅力。ランチのカレーライスの3種あいがけも2人の合作だ。夜には、スパイスを使用したグリルメニューなどが充実する。

「3種あいがけ」(1134円)。ポークキーマとなど、常時3種のカレーがそろう。人気は3種すべてを楽しめるあいがけ。ご飯も2種選ぶことが可能。

「カオスガイヤーンプレート」(842円)。タイのスパイシーなチキングリルはボリュームたっぷり。

BGMにレゲエがかかるなど、リゾート感のある店内。四つ橋筋沿いの好立地にある。入口近くにカウンター席があり、サクッとカレーを食べるのにぴったりだと好評!

■ 和印食堂gu-te

4000人を超えるFacebookのカレーLOVEグループを主宰する、三嶋達也さんが全面サポートする「和印食堂gu-te」。イベントや宿借りで磨いてきたカレー作りの実力を発揮する。目指すはカレーでシメる飲み屋。

「和ダシのキーマ カレーとポークビンダルのあいがけ」(1000円)。優しい味わいの和ダシのキーマカレーとスパイシーでトマトの酸味が印象的なインドカレーの組み合わせ。週替りメニュー。

「ホタルイカのラープ」(500円)。ホタルイカをタマネギ、パクチー、ミントナンプラーであえる。

「韓国食堂入ル、らーめん小僧」、「鉄板屋欣」という超人気店の並び。カウンター中心の1階のほか、テーブル席の2階もあり。

居酒屋カレー サケトメシ

居酒屋カレー サケトメシ」は、居酒屋で13年修業した店主徳広さんが独立。従来の居酒屋メニューに加えて、好物であるカレーや「エスニック唐揚げ」(400円)などのスパイシーなメニューを取り入れたところ話題に。すべてのメニューに+100円でパクチーのトッピングができる。

「本日の徳ちゃんカレー合いがけ(ディナー)」(680円)。日替りのほうれんそうのミルキーマと定番のチキンカレーの合いがけ。和ダシを生かした優しい味わいが特徴。

「ジャークチキン」(480円)。ジャマイカの屋台メニューを再現。スパイスがもみ込まれている。

店内はカウンターのみ。平日は常連、週末はカレーファンたちでにぎわう。客の8割がカレーを注文する。

■ スパイス&バー トムントコ

イタリアンで腕を振るっていた店主が店を閉めて1か月間インドへ。その後移転し、開いたのがスパイスメニューの充実するバー「スパイス&バー トムントコ」。界隈にはなかったスパイシーなカレーが話題になり、カレーライスだけでは満足できないスパイスファンたちが夜な夜な集う。

「ビーフとポークのあいびきキーマカレー」(900円)。トマトベースの酸味が効いたルーにキーマの旨味が加わる。この日の副菜の白菜や小松菜の食感とも好相性。あとから来る辛さも心地いい。

「パクチーサラダ」(680円)。生ハムとトマトのサラダにパクチーをたっぷりあえた。ゴマ油のドレッシングが味を引き立てる。

入口に近いカウンター席のほか、奥にはテーブル席がある。調理が始まると、スパイスのいい香りが店内にあふれる。【関西ウォーカー編集部】