(株)ワールドワイドコーポレーション(TSR企業コード:570739616、法人番号:7120001098461、大阪市中央区北浜1−9−15、設立昭和60年10月、資本金5000万円、小澤紳一郎社長、従業員25名)は2月20日、大阪地裁に破産を申請した。申請代理人は中森亘弁護士(北浜法律事務所・外国法共同事業、同市中央区北浜1−8−16、電話06−6202−1088)。
 負債総額は海外子会社への保証債務約20億6000万円を含め約46億2000万円。

 設立当初は、輸出入および輸出入代行業務を手掛け、大手電機メーカーおよび同社関連会社を中心に受注基盤を形成。その後、変圧器など電子部品のOEM生産受注を確保したことで、平成7年に中国上海で製造工場を立ち上げ製造業務に進出。近年では生産から通関・物流機能まで備える一貫体制を構築し受注が増加、18年4月期にはピークとなる売上高66億4673万円を計上していた。
 しかし、その後主力取引先からは為替変動の影響もあり家電関係の受注が低迷。穴埋めとしてエコキュートやヘルスケア関連など新しい分野の商品の取り扱いを開始し、売上確保に努めたものの減収基調に歯止めが掛からず、28年4月期の売上高は22億2516万円まで落ち込んでいた。また、採算確保が精一杯な状況が続いていたことに加え、数カ月分の在庫負担や支払先行が常態化していたことから借入金への依存度が高く余裕のない資金繰りとなっていた。1月5日、資金繰りも限界に達したため事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任していた。