日本の森衣吹、鈴木健太郎組【写真:Getty Images】

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シングルから転向、自身初の国際大会の森「ノビノビできた」

 冬季アジア大会は24日、フィギュアスケートのアイスダンス・フリーダンス(FD)が真駒内公園屋内競技場で行われ、日本の森衣吹、鈴木健太郎組は75.28点で合計124.12点の5位に終わった。日本の村元哉中(かな)、クリス・リード組が合計159.14点で銀メダル、中国の王詩月・柳金宇が合計164.28点で金メダルに輝いた。

 持てる力は出し切った。森、鈴木組はメダルに届かなくても、充実感があった。「最初から最後までノビノビと演技をすることができて満足です」と森が言えば、鈴木は「ほっとしている。ショートプログラムではミスがあったけど、今日は大きなミスがなかった」。曲中には手拍子をもらい、観客を楽しませた。

 シングルから転向した森にとっては「スケート人生初の国際大会」だった。「最初はジャンプを跳ばないので、楽になると思ったけど、筋力も足首の柔軟性もなく10倍難しかった」と苦笑いで振り返り、「シングルでは国際大会の経験はなかったし、転向して良かったと思う。自分たちのやってきた精一杯のものを出せて本当に幸せです」と充実感を漂わせた。

 これでペア結成2シーズン目が終了。鈴木は「2年間、お互いに大変なこともあったけど、ここまで頑張ってきた甲斐があった」と言い、森は「来シーズンのことはまだ考えられないけど、ひと段落してからまた考えたい」と話し、視線を前に向けた。