全米1位!テイラー&ゼインら旬なアーティスト多数参加の『フィフティ・シェイズ・ダーカー』サントラ(Album Review)

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 2017年2月10日に全米公開された映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が、全米映画ランキングで首位デビューを果たし、世界各国で大ヒットを記録している。映画と同日に発売されたサウンドトラック盤の売上げも好調で、2017年3月4日付全米アルバム・チャートで、初登場1位を獲得した。

 本作からは、日本の若者にも絶大な人気を誇るテイラー・スウィフトと、元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクがデュエットした「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエヴァー」が、2016年12月9日に先行シングルとして発売され、世界各国でTOP10入りを果たしている。映画をイメージしたミュージック・ビデオは、公開1か月で1億回の視聴回数を記録し、首位獲得も目前だ。

 同サントラ盤から2曲目のシングルとしてリリースされたのは、ホールジーの「ノット・アフレイド・エニモア」。ホールジーは、昨年12週間のNo.1をマークした、ザ・チェインスモーカーズの大ヒット曲「クローサー」にフィーチャリング・ゲストとして参加した女性シンガー。2017年のブレイク・アーティストの1人として注目されている。

 その他には、スウェーデン出身の女性シンガー、トーヴ・ローや、2016年「チープ・スリルズ」が自身初のNo.1を獲得したシーア、トロピカル・ハウスの代表格として注目されているカイゴなど、若者に人気のアーティストが多数参加している。その他にも、元ジョナス・ブラザーズのニック・ジョナスとニッキー・ミナージュの異色コラボや、新作のプロモーションのため来日したホセ・ジェイムズ、マライア・キャリーやリアーナなどのヒット曲を手掛けたザ・ドリームなど、世代を超えた様々なシンガーたちが参加している。

 エレクトロ・ポップから、オルタナティヴ系R&B、スタンダードなバラード曲など、曲のジャンルは様々だが、映画のイメージであるアダルト要素はどの曲にも感じられ、アルバムとしての統一感はある。映画を観ていない人でも、十分楽しめる作品だ。

 本作は、2015年に公開された映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編で、前作以上の刺激的な描写が話題を呼んでいる。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のサントラ盤からは、ザ・ウィークエンドの「アーンド・イット」や、エリー・ゴールディングの「ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ」が大ヒットを記録した。

 映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は、2017年6月に日本でも公開が予定されている。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
V.A.
2017/2/10 RELEASE
https://goo.gl/ErNprS