山東省計算センター(国家スパコン済南センター)党委書記、副主任の譚安輝氏は「トップレベルかつ複雑な水冷システムを採用したスパコン『神威藍光』が所属する計算センターは、国内外のスパコンセンターの中で最も省エネを実現している。しかし国家特許賞技術を開発したことで、さらに12%の節電を成功し、世界記録を樹立した」と述べた。科技日報が伝えた。

譚氏と同僚らはワイヤレスセンサにより「神威藍光」の内外の気温・湿度・風速などの状況を測定した。集まったデータは複雑なアルゴリズムを通じ、装置内外の最も節電が可能で、装置にとって最も快適な気温を導き出す。さらに自動遠隔調整システムにより局部の熱を取り除き、最高クラスの省エネ指標を実現した。

ペタフロップス級スパコンは、省エネ性が中心的な指標となる。その他のスパコンセンターで使用されているファンによる冷却と比べると、水冷システムはエネルギー消費量を40%下げることができる。譚氏は「ペタフロップス級スパコンは通常、中型原子炉1基分の電力を毎年消耗する。例えば米国最速のスパコン『ジャガー』は約7MWで、中国の天河1号も4MW弱だ。しかし神威藍光は1MWのみと極端に少なく、現在の電気料金に基づき計算すると、毎日約6万元(約98万円)節約できる」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)