政府が23日に発表した2月の月例経済報告によると、景気判断は「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」と、前月までの表現が据え置かれた。また、項目別では設備投資や企業収益、輸出、輸入を上方修正する一方、個人消費と住宅建設を下方修正した。

 個人消費には、野菜価格高騰などで消費を控える動きが作用したと見られる。同報告では項目別の判断を「持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動きが続いているものの、このところ足踏みがみられる」と下方修正した。

 一方、企業側から見た景気はいいようで、設備投資では「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正され、企業収益も「高い水準にあるものの、改善に足踏みがみられる」から「改善の動きがみられる」と上方修正された。

 さらに、物価の上昇を予想する世帯の割合を「消費動向調査」(2人以上の世帯)でみると、2月は前月比0.7%ポイント上昇し、74.9%と なった。