Appleはワシントン州シアトルにある人工知能(AI)および機械学習の研究拠点の拡大と、優秀な人材獲得のための基金設置などのAI研究開発計画を明らかにしました。

AIではよりオープンになったApple

Appleといえばその徹底した秘密主義で知られていますが、音声アシスタントのSiriなどに使われているAIの研究に関しては、昨年末に初めて研究論文を公開するなど、方向転換を図ってきました。
 
そして現地時間2月23日、Appleはワシントン大学のコンピューター・サイエンス&エンジニアリング学部に新たに100万ドルの基金を提供し、機械学習とAIの分野における優秀な人材の獲得に役立てるという計画を発表しました。
 
同学部および計画を率いるのは、機械学習を専門とするカルロス・ゲストリン教授であり、同教授は昨年8月にAppleが買収した、AI開発企業Turiの創業者です。ゲストリン教授は現在Appleの機械学習部門の責任者でもあります。

シアトルオフィスのスペースを拡大

またAppleは、ゲストリン教授率いる機械学習チームが拠点とするシアトルオフィスを拡大する計画を明らかにしました。現在はTwo Union Squareビルの2階分をリースしていますが、近くさらにリースする階を広げるとのことです。
 
シアトルオフィスではAIや機械学習に加え、マップ、iCloud、iTunesの研究開発も行なわれています。先日移転の開始が発表されたばかりの新本社屋Apple Parkのチームとも、緊密に協力していくとしています。

増えるシアトルでの採用

Appleによれば、ワシントン州内にはシアトルの研究施設、各地のApple Store、そしてバンクーバーに研究開発センターがあり、合計で約1,200人が勤務しています。カリフォルニア州を除くと、過去2年間でもっとも従業員数が増えたのがワシントン州であり、そのほとんどがシアトルオフィス勤務であるようです。
 
 
Source:GeekWire via 9to5Mac
(lunatic)