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北朝鮮の国営メディアが初めて金正男殺害を報じた。もっとも、正男氏の名前や詳細には触れず、外交旅券を持つ北朝鮮人が心臓発作で死んだのを韓国が陰謀をめぐらして騒いでいるといった内容だった。さらに、朝鮮中央通信は「死亡したのは治外法権の対象者にもかかわらず、遺体の引渡し要求を無視して解剖を強行した」とマレーシア政府を非難した。

開き直る北朝鮮政府にマレーシア政府は怒り心頭だ。ナズリ観光文化大臣は「北朝鮮はならず者国家だ。ここは北朝鮮ではなくマレーシアだ。私たちには法がある。北朝鮮への旅行をするな」と非難した。マレーシアにしてみれば、外国政府によって白昼の空港で公然と殺人を強行されたのだから、凶悪テロも同然である。

親族サンプルでDNA鑑定

司会の夏目三久「正男氏の身元確認のための、親族のDNAの提供はどうなっているのでしょうか」

クアラルンプールにいる取材ディレクター中道秀宣は「まだです。ただ、警察幹部は一両日中にも親族がマレーシア入りする見通しで、親族はマレーシア周辺に在住だと話しています」と伝える。

夏目「2国間の関係は今後そうなるんでしょうか」

龍崎孝(流通経済大教授)「北朝鮮にとってマレーシアは友好国だったんですが、大使館の閉鎖、もしくはマレーシアにいる北朝鮮大使の国外退去に進むとみられています。事実上の国交断絶に等しく、ASEAN各国の外交方針にも影響しそうです」

北朝鮮が受けるダメージは大きそうだ。