米メリーランド州ナショナルハーバーで開催された保守政治行動会議(CPAC)で発言するスティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問(2017年2月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権のスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問は23日、首都ワシントン(Washington D.C.)近郊で開かれた保守派の政治集会で講演し、米メディアがトランプ大統領のあらゆる動きに「反対」しようとも大統領は政策を断行するとして「毎日が戦いになる」と述べた。

1月にトランプ大統領が就任して以後、バノン氏が公の場で演説するのは非常にまれ。

バノン氏は、共和党系の保守政治行動会議(CPAC)に集まった数千人の草の根運動家らを前に、米メディアに言及し「改善しないばかりか、むしろ悪化していく」と指摘。メディアはトランプ氏が提示した「経済ナショナリズム政策に反対」していると主張した。

さらに「もしも戦うことなくして米国を取り戻せると考えるなら、残念ながらそれは間違いだ」「毎日、毎日が戦いになるだろう」と語った。

 バノン氏は、人種差別的・反ユダヤ主義的・反移民的な要素を持つ「オルト・ライト」(オルタナ右翼)と呼ばれる運動をあおっているとして批判されている、米右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の元会長。トランプ大統領は、経済・外交政策の方向性をめぐり、米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)出身のバノン氏に大きく頼っており、同氏はトランプ政権において強大な権力を振るっているとみられている。
【翻訳編集】AFPBB News