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“地上スレスレを走る未来のクルマ”をキャッチコピーに、ドローンのニューカマーとして話題の『DRONE RACER』(ドローンレーサー)に、新たな幕があがりました。

去る2月4日、ドローン(マルチコプター)専用のインドア飛行エリアを常設する「ドローン・サーキット SPLASH 横浜ベース」にて、京商『DRONE RACER』の史上初となる本格レースが開催。会場には、開催を待ち望んだ40名を超えるユーザーが集結しました。様々な障害セクションを設けた特設コースを舞台に超低空ドッグファイトが実現したのです。

屋内サーキットで行われた史上初のレースを観戦





レースを行った施設は、汎用ドローンの練習場としてオープンした日本初の常設型屋内サーキット。一般の利用に加えて、貸し切りにも対応しています。(ドローン・サーキット SPLASH 横浜ベース/住所:神奈川県横浜市青葉区奈良町2057/電話:045-962-0285)



フライトエリアには、専用のスターティンググリッドや段差を設けた障害セクション、専用のラップカウントシステムなど、機体特性に合わせた専用のコースを敷設。機体が通過するとコース上に設置したLEDが発光する電飾エリアは、『DRONE RACER』ならではの仕掛けに。レースは特設コースを3周しつつの合計タイムを競う内容で行われました。

 

レースの勝敗は、組み分けされた5つのグループで2回の予選を行い、好タイムを記録した10名に、抽選による2名のワイルドカードの選手が準決勝ラウンドに進出。準決勝を勝ち上がった6名によって決勝ラウンドが行われ、記念すべきチャンピオンが決定するというプログラムです。

実際のレースの模様はぜひ動画でもご確認ください。(YouTube:1分59秒)





コースに立つポールへのコンタクト、機体同士の接触ありの白熱したバトルにギャラリーは大盛り上がり。広々としたエリアでのプレイは、ドローンレーサーの“飛び”をフルに楽しめるようです。接触があっても機体の破損は少なく、地上スレスレを滑空しつつのレースはとても新鮮で、RCカーや従来のドローンとは一線を画す面白さ! インドア施設での開催だったため、風に流されやすいという機体特性も大きな影響を受けず、初開催となったレースは無事に終了しました。

特設エリアで『DRONE RACER』をタッチ&トライ!





レースコースに併設されていたのが、『DRONE RACER』を持っていない人でも体験できる体験エリア。ここで京商スタッフから操作方法のレクチャーを受けつつ、DIGIMONO!編集部員もプロポ(操縦機)を片手にいざチャレンジです。プロポの専用スイッチを下から上にスライドすると機体はフワリと浮き上がり、スロットルを引けば前進、ホイラーを左右に操れば旋回を続ける。RCカーを動かしたことのない、まったくの初心者でも意外と簡単! プロポの扱いに戸惑いはなく「機体の目線になって操作をすれば扱いやすいです」というアドバイスが利きました。




『DRONE RACER』の最大高度は60cm。2chの専用ホイラープロポで前進後退、左右旋回までを操作。RCカーに近い感覚で、初めてでも比較的簡単にコントロールできる。

実際にレースを行った特設コースにも挑戦。今後の盛り上がりへの手ごたえも





選手たちが激戦を演じた特設コースを周回しましたが、自分でも意外と飛ばせます。スロットルを全開にしてのフライトは、病み付きになりそうな心地よさ。段差の変化によって高度を自動的に調整してくれるメカニズムも、しっかりと体感できました。

レースは天候に加えて風の影響を受けやすいという機体特性により、インドアでの開催が理想的。こうした『DRONE RACER』に見合う施設を確保するまで、全国規模での大会を開くようになるまでは少し時間がかかるかもしれません。そのほか、障害セクションを含めたコースアレンジ、参加を促すインフォメーションなど……レースをさらに盛り上げるための課題は感じられたものの、手探りの状況のなかで“初開催”に導いたスタッフの方々には努力賞をあげたい。参加した選手の皆さんも楽しんでいたようで、『DRONE RACER』が秘めた面白さ、京商が掲げる超低空ドッグファイトの可能性を垣間見たイベントでした。


会場には、初の本格レースの開催とあって、プロジェクトリーダーを務めた京商の鈴木明久代表取締役が激励に。



取材/編集部 構成・文/大竹良

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