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Microsoftは2017年2月23日(現地時間)、JavaScriptのスーパーセットである「TypeScript」のバージョン2.2をリリースしたことを、公式ブログで発表した。npmコマンドによるコマンドラインからのインストールや、ダウンロードサイトからVisual Studio 2013/2015用パッケージなどを入手できる。また、Visual Studio 2017 RC向けはNuGetを使用し、「Install-Package Microsoft.TypeScript.Compiler」でインストール可能。

Microsoftがオープンソースベースで開発するTypeScriptだが、バージョン2.2はエラーの修正を素早く行う支援機能「クイックフィックス(もしくはCode Actions)」が加わった。不足しているインポートやプロパティの追加、未使用宣言の削除、抽象メンバーの実装を提案する。

また、ブーリアン型や数値型、Nullなど原始的ではないオブジェクト型が新たに導入されたことで、コンパイルオプションとして-strictNullChecksを有効にする際のバグチェックが容易になるという。この他にもJSX構文を残してJavaScriptファイルTypeScriptから出力する際に便利なreact-native emitモードの導入や、ECMAScript 2015のmixinクラスパターン、mixinコンストラクタの署名ルール、new.targetメタプロパティをサポートした。

前バージョンとなるTypeScript 2.1は2016年12月にリリースしているが、次期バージョンとなるTypeScript 2.3は2017年5月のリリースを予定し、ジェネリックのデフォルトタイプや非同期イテレータ、下位レベルジェネレータのサポートを予定している。

阿久津良和(Cactus)

(阿久津良和)