現在のルノーは、新型トゥインゴ、ルーテシア、そしてカングーが3本柱といえる状況。そのなかで、カングーは2002年登場の初代が773台を発売。その後、初代カングーは2005年に1459台を記録。

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デビュー当初、「デカングー」といわれた2代目は、2009年に1036台、2013年8月にフェイスリフトを受けた現行モデルは順調に台数を伸ばし、2016年は2068台と2000台の大台を突破しています。

2017年2月23日に発表、3月2日から発売されるルノー カングー クルールは、今回で第6弾。フランス語で色を意味する「クルール」は、日本だけにペイントされたボディカラーが特徴で、バンパーまわりはボディ同色ではなくブラックになります。

日本専用色ということは、フランス本国ではどうなのでしょうか。最近では個人ユーザーがカングー全体の1割程度(残りはフリート、つまり商用など法人ニーズ)だそう。個人ユーザーの大半は、シルバーをはじめ白、黒あたりを選ぶそうです。

日本ではカングーはカラフルなカラーが目を惹きますが、あちらでは他の日本車のように無難なカラーが多いとのこと。その理由のひとつは「手放す際の価値」。こちらも日本と似ています。

「クルール」のボディカラーは、カングーに「初めて採用されるボディカラー」という条件があるそうです。「クルール」のバンパーまわりがボディ同色でないのは、この部分は別途サプライヤーにペイントしてもらう必要があるそうで、日本専用色でそこまでやるのは厳しいとのこと。

しかし、日本専用色として設定されるのは最低30台という条件だそうで、たった30台でいいとは驚き。今回の「ブルー マルセイユ メタリック」が施されたルノー カングー クルールは、MTモデルがその30台、デュアルクラッチトランスミッションのEDCが70台となっています。

ボディカラーの「ブルー マルセイユ メタリック」は、フランスで最も有名で旧い港町であるマルセイユの青い地中海から命名。また、鋳物ホーロー鍋で有名なキッチンウェアブランドの「ル・クルーゼ」がプレゼントされるキャンペーンも2月23日から3月26日まで実施されます。

搭載されるエンジンは「ゼン」と同じで、1.2Lの直列4気筒直噴ターボで、115ps/190Nmというスペック。価格は6MTが247万円、EDCが259万円。わずか100台限定なので気になる人はルノー正規販売店に急ぎましょう。いままでの限定車の例からしても即完売が予想されます。

(文/写真 塚田勝弘)

即売必至!ルノー カングー クルールが100台限定で発売(http://clicccar.com/2017/02/24/448319/)