22日、非喫煙女性の肺がん患者が韓国で増加していることが分かった。韓国メディアがこれを報じたが、伝えられた発病原因をめぐり、ネットユーザーからは疑問を呈する声が相次いでいる。写真は韓国の焼き肉。

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2017年2月22日、たばこを吸わないにもかかわらず肺がんにかかる女性が韓国で増加していることが分かった。韓国・ハンギョレ新聞などがこれを報じたが、伝えられた発病原因をめぐり、ネットユーザーからは疑問を呈する声が相次いでいる。

韓国健康保険審査評価院の資料によると、韓国の女性肺がん患者は昨年2万7884人、2010年の1万6806人から6年で1.66倍に増えた。また肺がん患者全体のうち35%ほどを女性が占めるが、14年の国立がんセンターの統計では、女性患者の10人に9人(87.8%)に喫煙歴がないことが分かっている。たばこを吸わなくても肺がんにかかる女性が相当数いるのだ。

ハンギョレ新聞は、非喫煙女性の肺がん発病原因に関する世界保健機関(WHO)の説明として「料理をする際に発生する煙や微細なちり、または大気汚染物質のほか受動喫煙の影響」とみられていると説明、実際に、非喫煙者のうち料理をよくする女性とあまりしない女性を比べた場合、料理をする女性の肺がんの発病リスクが最大8倍も高かったとの研究結果が中国で出ていると紹介した。

また非喫煙女性の肺がん予防法として、「受動喫煙を避けること」「料理をする時は必ず窓を開け換気扇を使うこと」「生魚や肉を焼く・炒める際は鍋やフライパンにふたをすること」が大切だと説明している。

しかしこの説明に納得する韓国のネットユーザーは少ないようだ。記事には「プロの料理人はみんながんにかかるのか?」「6年前には料理してなかったわけじゃないだろ」「昔は練炭を使って料理してても何ともなかったのに?」など、疑問を投げ掛ける声が多数寄せられている。また「街のクッキングスクールは閉鎖、家庭での調理を禁止して、インスタント食品だけ食べさせたらどうだ?これぞ創造経済だ」「中華の店の料理長の平均寿命は短そうだな」「僕はたばこも吸うしディーゼル車に乗ってる料理人だけど…いまだに生きてるのは不思議だなあ」など面白おかしく皮肉る声も。

一方で「がんの根本原因は近代になっての大気汚染だ」「日本の放射能の影響もきっとあると思う」「大気汚染がだんだんひどくなっているからだ。韓国には力がないから中国に何も言えず、どうすることもできない」と、原因を指摘するコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)