23日、新京報は「日本の人口危機の大きな元凶は、夫婦のセックスレス化だ」とする、中国の人口学者・何亜福氏の評論記事を掲載した。資料写真。

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2017年2月23日、新京報は「日本の人口危機の大きな元凶は、セックスレス夫婦だ」とする、中国の人口学者・何亜福(ホー・ヤーフー)氏の評論記事を掲載した。

何氏はまず、日本家族計画協会が最近発表したデータで、日本の47.2%の既婚男女が「配偶者と1カ月以上性行為をしていないセックスレス状態であり、当面は現状の改善が望めない」と答えたとの結果を紹介し、同協会が「夫婦のセックスレス化が広がりつつある」との見解を示したと伝えた。

そして、セックスレス化が進む背景として「約20年間の経済低迷により生活ストレスが大きくなり、特に男性は朝に出かけて夜帰宅するため常に疲れている」「夫婦の交流が減り、生活が無味乾燥化している」「子供の成長によって夫婦のプライベートな空間が不足している」という3点を挙げている。

また、近年では結婚しない人の数も増えており、日本政府の「少子化社会対策白書」2014年版では、25〜29歳の未婚率が男性71.8%、女性60.3%にまで上昇し、第1子出産平均年齢が30.3歳と女性の晩産化も非常に深刻になっていることが指摘されたとした。

何氏は、日本政府が2015年3月に閣議決定した「少子化社会対策大綱」において「少子化が日本の社会、経済基盤を揺るがし得る危険な状態」と認識し、3人以上子どもがいる家庭の負担軽減、若者の結婚支援といった具体的措置を打ち出したが、現時点でその効果は思わしくなく、出生数が減少し、高齢者人口の割合が上昇する傾向から脱却できていないと説明している。(翻訳・編集/川尻)