米ノースダコタ州キャノンボールで、火が付けられた建造物(2017年2月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ノースダコタ(North Dakota)州を通る石油パイプラインの建設計画に反対し、建設予定地で1年近くにわたり抗議活動をしていた先住民やその支持者らの多くが退去期限の22日、占拠していた場所を明け渡した。

 当局によると期限の現地時間22日午後2時(日本時間23日午前5時)を過ぎても退去しなかった約10人の活動家の身柄が拘束された。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は先に、パイプラインの建設計画を再開させる大統領令に署名していた。最終的な許可が出されたのとほぼ同時に「ダコタ・アクセス・パイプライン(Dakota Access Pipiline)」の建設が開始された。

 先住民とその支持者らは、伝統的な歌を歌い、ドラムをたたきながら占拠していた連邦政府の土地から退去した。建設予定地は一時、数千人の人たちが占拠していた。

 パイプラインの建設計画に反対する人たちの多くは、先住民スタンディングロック・スー族(Standing Rock Sioux Tribe)が利用する飲料水が汚染される恐れがあると訴えている。一方、建設会社エナジー・トランスファー・パートナーズ(Energy Transfer Partners)は、環境災害を防ぐための最新技術を使っているため安全だと主張している。

 建設予定地を占拠していた人たちの中には、退去する際に儀式と称して一部の建造物を燃やすなどの行為を働くものもいた。

 当局によると約20か所で火が付けられた他、少なくとも2回の爆発があり男児(7)と少女(17)がやけどを負って病院に搬送された。
【翻訳編集】AFPBB News