妊活中の女性が注目する妊娠菌って?

写真拡大

「妊娠菌」というキーワード、聞いたことありますか。

妊婦からこの菌をうつしてもらえば、妊娠できるという1種の願掛けのようなもの。今、妊娠を望む多くの女性がこの「妊娠菌」に感染しようと試行錯誤しています。中には使用済みのマタニティマークを譲り受ける人もいるとか――。

妊活中の女性が注目する「妊娠菌」について調べてみました。

「妊娠うつる」ジンクスが派生したもの

「妊娠菌」は「妊婦のお腹を触ると妊娠がうつる」といったジンクスから生まれたものと考えられ、医学的な根拠はありません。しかし、医学的根拠がなくても子どもを望む女性には"効果"を期待せずにはいられないのでしょう。SNSで「妊娠菌」と検索してみると、

「妹がまさかの妊娠? まだ確定ではないみたいだけど、私の妊娠菌がうつったかなー」
「電車の中で妊婦さんを発見!降りるところ一緒だったから、後ろを歩いて妊娠菌少しあびさせてもらった」
「実家に妊婦のいとこが来ていたので妊娠菌もらうためにおにぎり作ってもらった。皆笑ってたけど案外切実なんやけどなぁ」

といった声がたくさんあります。中には「ないかもしれないけど信じたい」という切実な思いが伝わってくる声もありました。

"藁にもすがる思い"で妊娠菌を信じる女性の中には、妊娠菌がついているとされる"使用済み"のマタニティマークや母子手帳カバーを譲り受けたり、妊娠に効果があると言われている「陣痛中の妊婦が描いた"赤富士"」を飾ったりしているというケースもあります。

「妊娠菌信じたい」 そのワケは...?

実際に"フリマアプリ"「メルカリ」で「妊娠菌」と検索してみると、「無事に出産終えましたので妊娠菌とともにおゆずりします」というコメントつきでマタニティマークが出品されています。中にはすでにSOLD OUTのものも。

このほかにも、陣痛中の妊婦が赤ペンで描いた富士山の絵"赤富士"も妊娠菌がうつるとされています。森山中の大島美幸さんが自身の著書「森三中・大島美幸の日本一、明るくまじめな妊活本!」で紹介しているほか、東尾理子さんやオセロの松島尚美さん、小倉優子さんなどの芸能人もブログで自身が陣痛中に描いた赤富士を公開していて、これを真似して友人などに「陣痛中に描いて」とお願いする女性もいるそうです。

医学的な根拠がなくとも「信じたい」という気持ちの根底には、妊活中のプレッシャーやストレスが関係しているとも考えられます。というのも、妊活中の女性のSNS投稿を見ていると、妊婦を見て「なんで私妊娠はできないのだろう」と落ち込んでいる投稿がとても多いのです。

落ち込んでしまってストレスを溜めこむよりは「妊婦が近くにいるから、私にも妊娠菌がうつるかも」とポジティブに捉える方が心にゆとりが生まれます。そういった意味では妊活中の女性とってネガティブな気持ちをふき飛ばす力になっているのかもしれませんね。