イギリスで最も大きな音楽賞「ブリット・アワード」が、22日(現地時間)ロンドンで開催された。ケイティ・ペリーや「リトル・ミックス」のパフォーマンス、そして「ワン・ダイレクション」の受賞など注目のニュースをお届け。

亡きデヴィッド・ボウイが2冠を達成

昨年の1月に肝臓癌でこの世を去ったデヴィッド・ボウイが、亡くなる2日前にリリースしたアルバム『★(ブラックスター)』で2部門の受賞を果たした。受賞したのは「最優秀ブリティッシュ・アルバム」と「最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト」。この遺作はグラミー賞でもアルバム部門とシングル部門を合わせて5部門を獲得。

「リトル・ミックス」が初受賞!

「最優秀ブリティッシュ・シングル賞」を受賞したのは注目のガールズグループ「リトル・ミックス」が歌う「シャウト・アウト・トゥ・マイ・エックス〜完全ふっ切れ宣言〜」。彼女たちは「コールドプレイ」やゼイン、カルヴィン・ハリス feat.リアーナなどのビッグアーティストと対抗していたためか、全く受賞するとは予想していなかったよう。そのため名前が呼ばれると道に迷いながらステージに向かった。

メンバーのレイ・アンはスピーチで「5年間一緒にやってきて、まだ絆は強いわ。3人は私の大親友よ!」とメンバー愛を語り、ジェイドは「元カレたちありがとう!」と感謝。

Twitterでも喜びを爆発させた。

「ウソ〜〜!!勝ったの?! すごくすごく感謝してる!」

兄貴分的存在である「ワン・ダイレクション」のナイルも祝福。

「おめでとう! いつもライブパフォーマンスは完璧だね。あとはじめてのブリット・アワードもおめでとう」

ファン投票によって決まる「最優秀ブリティッシュ・ビデオ」を獲得したのは「ワン・ダイレクション」

ゼインや「リトル・ミックス」などを抑えて「1D」が受賞。昨年の1月にグループとしての活動を一旦休止しているけど、その頃に公開されたミュージックビデオ「ヒストリー」がファン投票により受賞することに。ビデオではオーディション番組のシーンや、すでに脱退していたゼインも登場していることで注目を浴びた。リアムがトロフィーを受け取り、このようにコメント。

「すごいよ、ありがとう。僕らがいまだに賞を受賞し続けているなんて、信じられないよ。他のメンバーも同じ思いだと確信している。ずっと熱心に応援してくれてありがとう。少しグループ活動は休止してソロでの活動に集中しているけど、『ワン・ダイレクション』が僕たちそのものだし、ずっと『ワン・ダイレクション』であり続けるからね」

解散説を払拭し、ファンの喜びもひとしお。また、メンバーはSNSでそれぞれメッセージを発信!

ルイはTwitterにビデオを投稿。

「僕たちが賞をもらったのをテレビで見たばっかりなんだ。本当最高だよ。何度も言ってきたけど、いつもファンには驚かされるよ。みんな最高だ!」

ハリーはファンへの想いをツイート。

「投票してくれたみんな、ありがとう。みんなの支えは本当にすごいよ。ありがとう、愛してるよ」

ナイルは驚きを隠せなかったよう。

「嘘だろ、いつもこうやってすごいことをしてくれるよね」

「まだショック状態だよ。みんな最高だ、ありがとう」

ドレイク、アデル、ビヨンセも受賞!

「最優秀インターナショナル男性ソロアーティスト賞」はブルーノ・マーズや「ザ・ウィークエンド」を抑えてドレイクが獲得。ドレイクといえば、最近ジェニファー・ロペスとの交際や、元彼女リアーナへの愛あふれる誕生祝いをしたことで話題になった。会場へ駆けつけられなかった彼はビデオメッセージで感謝。

@champagnepapi takes home #BRITS award for Best International Male Artist

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「受賞できて光栄です。僕にとって最も大切な賞だと思います。トロント出身の者としては、世界中で有名になることが目標ですから。来年は絶対に会場へ行きます、ありがとう」

「グローバル・サクセス賞」はアデルに。「最優秀インターナショナル女性ソロアーティスト賞」はビヨンセの手に渡った。

「最高の賞をありがとう。昨年は最高の1年だったわ。私は今、結構無機質な部屋にいるの。だからニセモノの木でちょっとでもいい雰囲気にしようと思ったんだけどね。みんなショーを楽しんでね!」

その他の受賞者はこちら

「最優秀ブリティッシュグループ賞」を受賞したのは「The 1975」。

パフォーマンス中に突然画面がピンクになり、いろいろな単語が表示されたそう。「テレビ局がハッキングされた」と驚く人もいたようだけど、実はこれ、過去に評論家たちに言われた批判を表示したものだった。

「頑張りすぎてる」「必死すぎ」「見ていられない」「イライラする」「笑える」「(有名バンドの)コピー」などと表示された。

最後は、話題になったパフォーマンスをご紹介!

▼オープニングを飾ったのは「リトル・ミックス」。

▼ブルーノ・マーズは新アルバム『24マジック』に収録されている「That's What I Like」を披露。

▼ケイティ・ペリーのパフォーマンス中には、骸骨が2体登場。どうやらトランプ大統領とイギリスの首相テリーザ・メイだったよう…!

さらにダンサーが1人落下。

▼エド・シーランがラッパーのStormzyとコラボ。

▼コラボ作品「Something Just Like This」を発表したばかりの「コールドプレイ」と「ザ・チェインスモーカーズ」がライブパフォーマンスをサプライズ披露。

「コールドプレイ」のボーカル クリス・マーティンは、ジョージ・マイケルへのトリビュートでも登場。しかし、ジョージの声を使って"デュエット"をしたことに批判が集まってしまったよう。

▼エンディングではロビー・ウィリアムズが、昨年のシングル「Party Like A Russian」を歌った。

ロビーは放送終了後にもアンコールに応え、大ヒットソング「Feel」を披露したそう。その場にいた人はラッキー!

なんとも豪華だった「ブリット・アワード」。来年も楽しみ!