Doctors Me(ドクターズミー)- マタニティハイは危険!? 3つの特徴と周囲を不快にさせないポイント

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産前産後のお母さんの気持ちが不安定になる「マタニティブルー」といった症状がありますが、その反対に「マタニティハイ」もあることをご存知ですか。

妊娠、出産は通常時とは精神的には肉体的も変化が激しいですが、マタニティハイとはどのような状態を指すのでしょうか。

今回はマタニティハイの概要や特徴、マタニティハイになった場合に注意すべき点などを医師に解説をしていただきました。

目次


マタニティハイとは


一般的な医学用語ではありませんが、妊娠中や出産後に、一時的に気分が高揚する状態になることをマタニティハイと呼びます。

マタニティハイのメカニズム


はっきりとしたメカニズムはわかりませんが、出産後は急激なホルモンバランスの変化がおこり、体が大きな変化をとげるので、このようなことが原因となっていることは考えられます。

また、妊娠中でも産後でも、赤ちゃんが出来るという通常の生活とは異なる状態により、交感神経の作用が一時的に強まって興奮しやすいことなど挙げられます。

マタニティハイの特徴


眠れない


気分の高揚から眠れないことが増えます。特に、出産直後などは疲れていて体はすぐにでも眠りたい状態のはずなのですが、興奮して眠れない状態になります。

産後は特に体を休めたほうがいいので、このような場合には主治医と相談して睡眠薬などの使用も検討するとよいでしょう。

活動的になる


妊娠すると体内の急激な変化から、疲れることが多くなるはずですが、逆に活動的になってしまうことがあります。

買い物にはりきったり、家事を張り切ったりするような状態です。

妊娠出産についての自慢話が増える


自分が妊娠したことや子供が生まれたことに対する喜びなどを周囲に話すことが増えます。

それ自体は悪いことではありませんが、例えば不妊で悩んでいるかもしれない友人などにそのような話ばかりすることは、相手からすると不快な思いになるかもしれません。

マタニティハイQ&A


Q1:マタニティハイからマタニティブルーになることはある?


マタニティブルーもホルモンバランスの変化によって引き起こるので、マタニティハイから急に情緒が不安定になる場合もあります。

Q2:マタニティハイとマタニティブルー、なぜ人によって違う?


いずれもホルモンバランスの変化が一因と考えられますが、人によって異なる理由ははっきりとはわかりません。

Q3:マタニティハイの状態を普通に戻すには?


意識して休養をとり、リラックスした状態の時間を作るようにしたり、運動ができる状態であれば軽い運動などで気分転換をはかるとよいでしょう。

マタニティハイの際に注意すること


睡眠不足


マタニティハイの状態で最も注意しなければならないのが睡眠障害です。産後は体をしっかりと休める必要がありますが、気分の高揚が続くと疲れを感じにくくさせてしまうため、しっかり眠れない場合が増えます。

また今までと違い、赤ちゃんのお世話が始まるので自分が寝たいときに眠れるようになるわけではありません。睡眠不足がひどい場合には病院に相談してみてください。

無理な運動、動作


活動的になりすぎて、無理な運動や動作をしないようにすることが大切です。

運動は基本的には妊娠中期以降で経過が良好であれば行うようにし、また家事などでも無理な体勢で行ったり、高いところのものをとったりしないようにしてください。

最後に医師から一言


妊娠、出産は女性にとって心身ともに大きな出来事です。気持ち、気分の大きな変化もあることと思います。

周囲の方も温かく見守ってあげて、安定した妊娠、育児生活を送れるように協力してあげてください。

(監修:Doctors Me 医師)