1970年、「クラシック」と呼ばれる初代レンジローバーは2ドアのみで登場し、アルミ製のV8エンジンを搭載。25年もの間製造された初代レンジローバーだけに、乗っていた方は一部の恵まれた人だったかもしれませんが、憧れた方も多いのではないでしょうか。

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初代モデルが「クラシック」と呼ばれたのは、1996年の生産終了まで高い人気を集め、2代目の生産と並行して約2年間、生産が続けられたため。初代と2代目を区別するために、「CLASSIC RANGE ROVER」という名が与えられていました。

中古車で見てみると「レンジローバー・クラシック」の物件数はさすがに少なく、なかには200万円以下のプライスもありますが、この年代だと素人が容易に手を出すのは危険な香りが漂います。

日本以上に旧いクルマが大切にされる印象のある英国。ジャガー・ランドローバーでは、かつての名車をフルレストアする「REBORN」シリーズの新たなプロジェクト「RANGE ROVER REBORN」を立ち上げ、2017年の2月8日から12日にパリで開催されたクラシックカーの祭典「サロン・レトロモビル2017(Salon Rétromobile)」で世界初披露されました。

希少性が高くオリジナル仕様のヴィンテージ「RANGE ROVER」を、英国のランドローバー・クラシックから直接購入できるというプログラムで、昨年の「LAND ROVER Series I REBORN」の成功を受けてスタートしたもの。

専門チームはその技術を生かして、1978年モデルの「CLASSIC RANGE ROVER」の中から丹念に選定し、最初の「RANGE ROVER REBORN」を仕上げています。「バハマ・ゴールド」にペイントされた「RANGE ROVER REBORN」は、3.5LのV8エンジンに、4MTという組み合わせ。


 

パーツは「ランドローバー・クラシック」のみが使用され、シャシー・ナンバーやその個体独自の特徴など、ベースとなる車両に最適なオプションを提案するという凝りよう。そのため販売価格は、13万5,000ポンド(約1,931万円)からとなっていて、単純に日本円で比較すると、現代の新車(レンジローバー・ヴォーグ/1377万円〜)がよりもはるかに上の設定となっています。

(塚田勝弘)

完全レストアされた初代レンジローバーの価格およそ2000万円は高い?安い?(http://clicccar.com/2017/02/23/447601/)