22日、重慶晨報によると、中国湖北省棗陽市でこのほど、ベトナム人女性22人を誘拐、売買した疑いで女2人が逮捕された。写真はベトナムの女性。

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2017年2月22日、重慶晨報によると、中国湖北省棗陽市でこのほど、ベトナム人女性22人を誘拐、売買した疑いで女2人が逮捕された。

事件発覚の発端となったのは昨年5月に警察に寄せられた1本の通報電話。市民から「意味の分からない言葉を話す若い女性が駆け込んできた」との通報を受けた警察が取り調べを行ったところ、女性は花嫁として売られそうになっていたベトナム人で、出国前は「家政婦の仕事を紹介する」と聞かされていたことが明らかになった。容疑者の1人は、これまで計22人を内陸部の河南省で売ったと供述している。

この事件の背景にあるのは、中国で大きな社会問題になっているいびつな人口の男女比だ。中国国家統計局の発表によると、2016年末時点の中国本土の総人口は13億8271万人で、男性は7億815万人、女性は6億7456万人だった。長年続いた一人っ子政策や男の子を欲しがる風潮がバランスの悪化を招いたと指摘されており、特に農村部での「男余り」が深刻となっている。(翻訳・編集/野谷)