Google画像検索って上手に使えている? iPhoneでの便利な使いどころとは

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使い出すと便利なのが画像検索。
しかし、意外と活用されてなさそう。

どんなことができて、どう使えるのか整理しておこう。
たとえば、
習い事のバレエ教室で衣装の話をしていて、たくさんのサンプルからとにかく自分に近いイメージを示したいとき、「バレエ 衣装」などで検索すると、あっという間に出してくれる。

通常モードの検索結果には上部や右スペースなどに広告エリアが出てくるが、画像の検索結果には広告が出てこないのもうれしい。







画像検索の結果として表示された画像は、別途に保存したり、そのままメールやSNSで共有できたりするようにもなっている。
なお、このとき保存される場所はChrome拡張「Save to Google」の保存場所でもある。




ちなみに、Chrome拡張「Save to Google」は、いわゆるオンラインブックマークで、Pinterest的な使い方が想定されている。気に入ったページをスクラップブックのように保存していくというもの。
なお、「Save to Google」はChoromeストアからインストールする必要がある。

◎Google画像検索でできること
画像検索というと、画像をもとにそれと近い画像を検索するというイメージを持つかもしれないが、このようにテキストで検索することも可能になっている。

よくGoogleの研究開発で写真のキャプションを自動生成できるようになったなどのニュースがある。そうした画像を認識する技術開発が、こうした実サービスにも徐々に使われ始めているということだ。

とはいえ、画像を元に検索して「何かを知る」、つまり、結果をテキストとして返すことは、現状、まだまだ難しそうだ。
もちろん、対象が何かにもよってもかわるようだ。
わかりやすい猫の場合は「cat」と返してくる。
パフェは残念ながら「flower」という結果が返ってきた。

もっとも色だけで見ると確かに類似の画像として提示される花の写真と酷似している。







つまり、いまのところ、

・キーワードから画像を返す
・似ている画像を探す

という使い方ならほぼ使えるということになる。
それでも、

・何か知りたいものに対しておおまかなイメージをつかみたいとき
・対象物があって名前がわからないとき
などでは、手持ちの写真で検索する、という使い方には重宝する。

ただ、iPhoneで使おうとする場合が、ちょっと面倒だったりする。
iPhoneから、SafariやChoromeアプリを使ってGoogle画像検索のサイトにアクセスすると、通常スマートフォン用のページが返ってくる。
その場合、「手持ちの画像をアップロードして検索する」ことができない(テキストのキーワードからの検索は可能)。
カメラロールの写真で検索したい場合、メニューから「PC版サイトをリクエスト」し、PC用のサイトを表示する必要があるのだ。

とはいえ「Save to Google」で保存されるスペース(My Save)には、iPhoneからもアクセスができるので、手軽にPCとiPhone間でブラウズした情報を共有したいときにも便利だろう。


大内孝子