挙式前日に大喧嘩で結婚式はお流れに(出典:http://metro.co.uk)

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「死が二人を分かつまで」というフレーズもあるようにともに生きることを誓うはずだった2人の関係は、挙式前日になんとも悲しい結末を迎えてしまった。昨年10月29日の挙式を控えたニューヨークのカップルが、前日に家族を巻き込んでの大喧嘩となってしまった。総費用325,000ドル(約3,700万円)をかけた挙式がキャンセルになったことを英紙『Metro』や米紙『NewYork Post』が伝えている。

米ニューヨークに住んでいたブラッドリー・モスさん(32歳)とエイミー・バズーラさん(27歳)は長らく交際を経た後、ついに結婚することになった。

2016年10月28日のこと、翌日に挙式を控えた2人はユニオンスクエアのレストラン「Blue Water Grill」で双方の家族と共に食事をしていた。披露宴のリハーサルのつもりでエイミーさんの兄アダムさんがスピーチをしたところ、どういうわけかブラッドリーさんの両親は相当気分を害してしまった。

訴訟内容をまとめた供述書類によると、ブラッドリーさんの父ロバートさん(65歳)と母ウエンディーさん(60歳)はアダムさんに激怒して激しい口論にまで発展し、ブラッドリーさんの兄マイケルさんがアダムさんを殴る事態に。レストランから追い出されたアダムさんを見たエイミーさんも逆上し「あなたは、私とお母さんとどっちが大切なの!?」とブラッドリーさんに詰め寄った。

長年交際して来た相手であっても、やはり血の繫がった家族、まして母親はブラッドリーさんにとって特別なのだろう。彼は恋人よりも母親を選んだ。そして母ウエンディーさんは、その場で結婚式の招待客に「息子の挙式はキャンセルになった」と連絡したという。

また、父ロバートさんは息子に「もし、エイミーと結婚したらビジネスはお前には一切継がせないし、遺産相続からも外す」と脅した。そしてカップルが住んでいた54番街のアパートの鍵を変え、エイミーさんが出入りできないようにしてしまったのだ。

しかしながら双方の家族に残されたのは嫌な思いだけではなく、高額な結婚式の費用だった。その総額325,000ドル(約3,700万円)という請求書に対して双方がどれだけ支払うかで訴訟が起こっている。またブラッドリーさん本人も、エイミーさんにプレゼントした125,800ドル(約1,430万円)の婚約指輪の返却を求めて訴えを起こしたものの、現在その件に関しては保留になっているそうだ。

思わぬ事態で結婚式をキャンセルした2人とその家族だが、ブラッドリーさんとエイミーさんは何事もなかったかのようにFacebookを更新しているという。ところが未だに怒りを隠せないのはエイミーさんの両親のようだ。父ブルース・バズーラさん(66歳)は「モス家は結婚準備費用と彼ら側の招待客の費用を負担することを約束したにもかかわらず、全く支払っていない」という言葉に対し、モス家の弁護士は「(バズーラ家の訴えは)インチキだ」と話しており、今後も争う姿勢を見せている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)