蔚山現代とのACL初戦ではボランチでフル出場。抜群のボール奪取力はもちろん、球際の激しい勝負を制して前を向き、推進力あるプレーで攻撃面でも貢献した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 先日、本誌サッカーダイジェストでの取材でレオ・シルバにインタビューを行なった。
 
 インタビューが始まる直前、L・シルバから「サッカーダイジェストは今、月刊誌ですか?」と“逆質問”を受ける。
 
 2週間に一冊の隔週誌です、と答えると、「以前は、週刊誌でしたよね」と言った後に、「読めないけど、数字は分かるので。採点はいつも見ていましたよ」とほほ笑む。
 
 今はサッカーダイジェストWebで採点しています、と伝えると、「去年も見ていました」と答えてくれた。
 
 ちなみに、昨季のL・シルバの本誌平均採点は「6.09」。新潟ではチームトップ、リーグ全体では、浦和の西川周作と並ぶ7位タイという高い数字だ。
 
 インタビュー中にも採点について聞けば、「自分のパフォーマンスうんぬんより、まずはチームが勝たなければなりません。そのなかで評価してもらえればいいです」と、フォア・ザ・チームの精神を語る。
 
 もっとも、直後には人懐っこい笑顔を浮かべながら、「シーズン終了後、『やっぱり採点が高かったね!』と言われるように頑張ります(笑)」と活躍を誓った。
 
 鹿島では、シーズンの幕開けを告げる浦和とのゼロックスに続き、蔚山現代とのACL初戦にもスタメン出場し、チームの勝利に貢献。抜群の存在感を見せていたボランチは、「拮抗した試合になると分かっていた。ただ、勝つためにやるべきことを全員がしっかりとやったなかで勝てたので、良かった」と安堵する。
 
 非凡なボール奪取力と、果敢にゴール前に入り込み、フィニッシュに絡む攻撃力。攻守にフル稼働するL・シルバが、「全タイトル制覇」という壮大な野望を抱く常勝軍団の鍵を握りそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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