(写真左より)鈴木優磨(鹿島アントラーズ)、大久保嘉人(FC東京) (C)J.LEAGUE PHOTOS

写真拡大

大型補強を敢行した両クラブの対決である。前線にペドロ・ジュニオール、中盤にレオ・シルバとレアンドロ、GKにクォン・スンテが加入した鹿島アントラーズと、FWに大久保嘉人と永井謙佑、MFに高萩洋次郎、左SBに太田宏介、GKに林彰洋が加わったFC東京。今オフ、大幅に戦力をアップさせた両クラブが『2017明治安田生命J1リーグ』開幕戦で激突する。

【チケット情報はこちら】

2月18日に『FUJI XEROX SUPER CUP 2017』で浦和レッズに3-2で競り勝ち、21日に『ACL 2017』で蔚山現代を2-0で切って落とした鹿島は、目標の「全タイトル独占」が決して大風呂敷に思えない好調ぶりである。前記の新戦力たちがスムーズに溶け込んでいる。新戦力が入っても「変わらぬ鹿島のサッカー」を展開しているのだ。蔚山との試合後、石井正忠監督は「『ゼロックス杯』からスタメンを6名替える形になり、前半はうまく合わない部分もあったが、後半になってからはある程度落ち着いてプレーできた。メンバーを替えた中でも自分たちのサッカーができている、しかも結果が出ていて、リーグ戦に向けてチームの仕上がりがいい」と手応えを口にした。今年、プレシーズンマッチを含め7戦7発と覚醒の予感が漂うFW鈴木優磨について、指揮官は「得点に絡むプレーはしているが、全体を通して見ればまだまだプレーの精度は上げていかないといけないし、判断の部分でももっともっと向上していけると思う」とさらなる期待を覗かせた。

昨年終盤から一段階も二段階もステップが上がり、本物の強さを手に入れた感のある鹿島。その王者との対決を楽しみにしているのが、大久保だ。2013〜2015得点王は「鹿島は安定していて手強いチームだが、チャレンジしたい。この1試合でスタートダッシュが切れるかどうか。いい準備をしてぶつかっていきたい」と意気込みを語った。メンバーが入れ替わったFC東京も、直近のサンフレッチェ広島戦はスコアレスドローながら、九州大学選抜に2-1、横浜F・マリノスに4-2、FCソウルに1-0、大宮アルディージャに4-3と練習試合で勝ち続けている。新メンバーを融合させながら、FC東京の戦術を落とし込みつつ、勝ち癖をつけているのだ。リーグ戦4位が最高位のFC東京にとって、練習試合と言えど連勝する意味は決して小さくない。

今季のV戦線の中心になりそうな鹿島と台風の目になり得るFC東京が対峙する『明治安田J1』開幕戦は2月25日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでキックオフ。チケット発売中。