23日、米海軍の司令官はこのほど、太平洋に配備されている2つの艦隊は、朝鮮半島と南シナ海で発生する可能性のある軍事衝突を含むいかなる紛争にも対処する準備ができていると述べた。資料写真。

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2017年2月23日、米海軍の司令官はこのほど、カリフォルニア州サンディエゴで行われた「WEST 2017 conference」で、太平洋に配備されている2つの艦隊は、朝鮮半島と南シナ海で発生する可能性のある軍事衝突を含むいかなる紛争にも対処する準備ができていると述べた。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。

米海軍第7艦隊司令官のジョセフ・アーコイン中将は「必要があれば、作戦の準備はできている。海軍の多くの部門は、資源不足のために規模を縮小しているが、私たちは恵まれている。第7艦隊の状況は良好だ」と述べ、設備と人員の配置は健全だとの認識を示した。

横須賀に拠点を置き、前線配備の艦隊として最大規模の第7艦隊は、唯一の前線配備の空母と水上艦・潜水艦50〜70隻、航空機140機、兵員約2万人を保有している。

サンディエゴに司令部を置く第3艦隊は先ごろ、西太平洋海域での軍事作戦に直接参加している。司令官のノラ・タイソン中将は「我々の艦隊は西太平洋海域で単独もしくは第7艦隊と連携して作戦を行う準備ができている」とした上で、「南シナ海海上の安全保障の面で、第3艦隊と第7艦隊、太平洋艦隊及びそれぞれの司令官は、活動を確実にするために緊密に協力してきた。太平洋上でいかなる事態が発生しても迅速に対処できる」と語った。

ハリー・ハリス米太平洋艦隊司令官はこれに先立ち、「国防総省は、太平洋地域での課題に対処するため、米軍の最も先進的な兵器をこの地域に優先的に配備している」と述べている。

会議に出席した米軍当局者からは、米国との軍事面での格差を縮めている中国とロシアは、国際的な安全保障秩序を維持するために必要な平和と安全を変更しようとしており、米軍が今後直面する課題は大きくなるとの指摘が出ている。(翻訳・編集/柳川)