日本を訪れる中国人旅行客の爆買いが減りつつあると言われている。持ちきれないほど大量の紙袋を手に歩く中国人旅行客の姿は確かに少なくなっているようにも思える。中国メディアの東北網は21日、訪日中国人旅行客の消費に新しい趨勢が現れつつあると伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人旅行客の爆買いが減りつつあると言われている。持ちきれないほど大量の紙袋を手に歩く中国人旅行客の姿は確かに少なくなっているようにも思える。中国メディアの東北網は21日、訪日中国人旅行客の消費に新しい趨勢が現れつつあると伝えている。

 記事は、中国人が日本の商業施設で節操なく買い物をしていた様は「日本で爆買いで呼ばれ、流行語になった」と伝え、中国人旅行客の代名詞になったとする一方、すでにその爆買いは減少し始めていると指摘。商業施設のみならず、空港の免税店でも買い物をする中国人の数は「明らかに減った」と伝えた。

 続けて、爆買いが減少した背景には、一時に比べて円高が進行して日本で買い物をすることの割安感が薄れたこと、さらには、中国政府が国外で購入した商品に対して関税を引き上げたことがあると指摘。そのほか、中国人の消費に対する考え方が「必要なものは買うが、そうでないものは買わない」というように理性的になったとし、「中国で売られていないものは何でも欲しい」とばかりに買い物をしていたのはもはや過去のものになったと論じた。

 また、訪日中国人旅行客の消費における新しい趨勢として、「電子決済が急激に増えていること」を挙げ、かつては出国前に人民元を日本円に両替していたものが、銀聯カードでの支払いに変化し、いまでは微信支付(WeChatペイメント)や支付宝(アリペイ)などの電子決済が増えていると指摘した。

 さらに、これまでの買い物一辺倒からレジャーや歴史、文化に触れるといった体験を重視する観光が増えつつあることを伝え、中国人旅行客をめぐるインバウンドの現場では目まぐるしい変化が起きていることを紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)