中国は今なお6%を超える経済成長を続けている。中国各地でビルやインフラなどの建設が行われているが、建設現場における管理という点ではまだまだ成長の余地が残されており、それは中国人から見ても同様のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は今なお6%を超える経済成長を続けている。中国各地でビルやインフラなどの建設が行われているが、建設現場における管理という点ではまだまだ成長の余地が残されており、それは中国人から見ても同様のようだ。

 中国メディアの今日頭条は20日、日本の建設現場における「管理」を目にした中国人の見解として「日本と中国の差は10年にとどまらない」と伝えている。

 記事は、日本では建設業の現場を管理するプロジェクトマネージャーは最低でも15-20年の経験を持つと紹介し、こうした人材は現場で豊富な経験を蓄積しており、技術のみならず、安全管理などについても豊富な知見を持つと指摘した。こうした教育体系が「日本と中国の差」を拡大させる要因になっているとの見方を示した。

 さらに、日本では建設業者も社会保険に加入していると伝え、社会保険等未加入の業者は請負の建設工事ができないようにするなどの対策を行っていると紹介。そのため、建設業に携わる人びとは公的保障が確保できると伝え、農村部から出稼ぎに来た農民工が決して高くはない給料で働く中国の建設現場とは大きな違いがあることを指摘した。

 また記事は、朝礼や作業前検査、作業中の指導監督といった安全管理措置も日本が中国を圧倒していると指摘したほか、ガントチャートを使用した工程表に基づく日程管理も非常に厳格に行われていると紹介。

 日本国内であればどこでも見られる一般的な建設現場であっても、「まるで日本社会の縮図のようだ」とし、日本の建設現場には日本人の仕事に対する執着と厳格に定められた規律やルールがあり、それぞれの作業員が自分の仕事を完遂すると紹介。またし、それを可能にする教育体系も存在すると伝え、「建設現場における日本と中国の差は10年にとどまらない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)