22日、金正男暗殺事件にベトナムやインドネシアが巻き込まれたことで、東南アジア諸国は北朝鮮との関係を見直す可能性がある。写真はマレーシア・クアラルンプール空港。

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2017年2月22日、参考消息網によると、金正男(キム・ジョンナム)氏の暗殺事件にベトナムやインドネシアが巻き込まれたことで、東南アジア諸国は北朝鮮との関係を見直す可能性がある。

クアラルンプール空港で金正男氏が死亡した事件について、マレーシア衛生省担当者はAP通信の取材に答え、注射痕などの外傷は認められなかったことを明かした。毒物が使われた可能性については検視結果が出るまでは結論が出せないとコメントしている。

金正男氏の死亡によってマレーシア政府はきわめて微妙な立場に立たされている。北朝鮮政府は検視を行わずに遺体を引き渡すよう要求している。また、事件によってマレーシアが危険だとのイメージが広がることも懸念されている。殺害の実行犯と目されている2人の女性はベトナム国籍、インドネシア国籍だったことから問題は両国にも飛び火している。韓国の東南アジア問題専門家である李載賢氏は東南アジア諸国が北朝鮮との関係を見直す契機になりかねないと予測している。(翻訳・編集/増田聡太郎)