DaVinci Resolve事例:トム・ハーディ主演のBBC人気ドラマシリーズ「Taboo」の場合

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© 2017 BBC.

Blackmagic Designの発表によると、Goldcrest Postがトム・ハーディ主演のBBCの人気ドラマシリーズ「Taboo」のポストプロダクションに、DaVinci Resolve StudioとDaVinci Resolve Advanced Panelを使用したという。

「Taboo」は、主演のハーディ並びに、制作会社のBakerとScott Free Productionsにより創作され、Sonar Entertainmentが配給を行った陰謀と復習の物語だ。ハーディ演じるジェイムズ・ケザイア・ディレーニイは死んだと思われていたがアフリカで10年間過ごした後、1814年にロンドンに戻り、そこで亡くなった父親が残した謎に行き当たることになる、というストーリー。

Goldcrest Postはプリプロダクションから同作品に関わり、撮影監督のマーク・パッテン氏と共同でルックアップテーブル(LUT)を作成した。パッテン氏がそのLUTを使用して、セットでの主要な撮影を行った。「基本となるルックの確立後、撮影前にルック作成の打ち合わせを何度も行いました」とGoldcrest Postのカラリストであるアダム・グラスマン氏は語る。

グラスマン氏とシニア・オンラインエディターのシネイド・クローニン氏で構成されたGoldcrestのチームとパッテン氏の間で使用されたワークフローは非常に緊密で、Blackmagic DesignのDaVinci Resolveにより、その関係性が一層強化された。

グラスマン氏:昨年の夏にカメラとグレーディングのテストを始めた時に、初めて「Taboo」の最初の映像を見ました。その直後から20分のティーザーの制作を始めました。これは、コンフォームやVFXのテストや、プロジェクト初期の様々な面における問題を解決する上でも非常に役立ちました。

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クローニン氏はDaVinci Resolveの編集ツールを使うことで、全エピソードにアクセスでき、レンダリングや書き出しを行う必要なくグレーディング作業中にライブでカット、タイトル、VFXの挿入などの編集における変更ができ、とても多くの時間が節約できたという。

デジタル・インターミディエイト作業を行う上で、グラスマン氏は暗いトーンのシネマルックを目指すように指示された。パッテン氏が撮影した深みのある黒と高コントラストの映像を引き立たせ、番組の印象的な美術を際立たせた。

グラスマン氏:夜間の室内シーンは、ろうそくの光に照らされているだけだったので、暗さを保ちながら、衣装、特に黒い衣装の質感とセットの質感を表現するのに苦労しました。日中の屋外シーンでは、ビネットを多用し、陰鬱でまるで嵐の前のような雰囲気を作りました。

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グラスマン氏は主に劇場映画を担当しており、テレビドラマならではの課題にぶつかることになったという。

グラスマン氏:概して、時間的な制限が厳しいですね、結果として、同僚のロブ・ピッツィに手伝ってもらい、後半のエピソードのグレーディングをしてもらいました。

またデジタル・インターミディエイトにおける塗りつぶしなどの修正作業も多く行ったのですが、DaVinci Resolve内で大部分の作業が行え、他のソフトウェアで使用するために書き出す必要がありませんでした。現在、このような作業はデジタル・インターミディエイトの重要な要素となっています。