中国では「日本は自分より強い立場の者にしか従わない」という論調がある。例えば、「日本が米国に対して媚びへつらっているのは、米国の国力が日本を上回るからであり、中国に強硬なのは中国の国力が日本を圧倒していないため」といった論調だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では「日本は自分より強い立場の者にしか従わない」という論調がある。例えば、「日本が米国に対して媚びへつらっているのは、米国の国力が日本を上回るからであり、中国に強硬なのは中国の国力が日本を圧倒していないため」といった論調だ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は単なる少国から今日の経済大国に成り上がった国であり、経済から軍事、ひいては文化にいたるまで「自国のものを発展させるのではなく、外国の優れたものを取り入れて発展させてきた」と主張、日本がこれまでに服従してきた歴史上の国について論じる記事を掲載した。

 記事は、「日本人は強者しか尊敬しない」と伝え、過去に尊敬、服従した国は「唐」や「ドイツ」、そして「米国」であると主張。西暦618年から907年まで中国を支配した唐について、「遣唐使を送るなど、当時の日本は唐を極度に崇拝していた」と主張した。また、日本は唐から先進的な文化や政治を取り入れたと伝え、それは現代の日本にも息づいていると指摘し、だからこそ中国人が日本を訪れると建築様式や服飾のデザインなどで中国の面影を感じるのだと論じた。

 続けて、世界各国から学ぼうとした明治維新後の日本が目をつけたのは当時のドイツを規範としたと指摘し、ドイツに大量の留学生を送り込み、経済や政治、技術などの分野でドイツの模倣を始めたと主張。これによって日本は閉鎖的な島国から資本主義への道を歩み始めたと主張した。

 さらに記事は、戦後の日本が服従しているのは米国であるとし、日本は経済、軍事、科学技術など、あらゆる方面で米国を模倣の対象としていると主張。日本人が尊敬、服従するのはいつの時代においても強者のみであり、「現代の中国はまだ日本人にとっては尊敬、服従の対象ではない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)