21日、台湾の週刊誌・週刊王によると、マレーシアの空港で北朝鮮の金正男氏が襲撃された事件を受け、台湾当局が蔡英文総統の護衛に「神経剤の解毒針」を携帯させることを検討しているという。写真は台湾総統就任式の様子。台湾総統府公式サイトより。

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2017年2月21日、台湾の週刊誌・週刊王によると、先日マレーシアの空港で北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が襲撃された事件を受け、台湾当局が蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の護衛に「神経剤の解毒針」を携帯させることを検討しているという。

同誌は、就任からまだ1年に満たない蔡総統が「家に放火する」「専用機に爆弾を仕掛ける」といった脅迫をすでに何度も受けていると紹介。「当局は、握手時に噴霧器や毒針によって蔡総統を攻撃する人物の出現を案じており、すでに対策を研究済みである」と伝えている。

そして「台湾国家安全局は毒物の探査、識別能力を高める研究も進めており、解毒針を警護スタッフに装備させる可能性がある。現在軍将校の緊急医療バッグには神経剤の解毒針と解毒剤が備えられているというが、歴代の台湾指導者の護衛は毒物探査機や放射能探査機を携帯していたものの、解毒剤や解毒針は持っていなかった」と説明した。

環球時報は23日にこの件を報じるとともに、蔡総統が手りゅう弾の攻撃にも耐えられる専用車を購入し、先週は「安全避難演習」も実施したと紹介。台湾の気象予報士・李富城(リー・フーチョン)氏がSNS上で「被害妄想症だ。悪いことをたくさんしてきたのかもしれない」「これまでこれほど殺害を恐れる総統はいなかった。彼女は宇宙服を着て外出すればいい」とコメントしていることを伝えた。(翻訳・編集/川尻)