マレーシア警察の捜査関係者が、13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の身元確認に必要なDNAサンプルを遺族から採取するため、マカオに向かったという。マレーシアの華語紙、中国報が報じた。

記事によると捜査関係者は、マレーシアのインターポールの協力の下にマカオの病院で、金正男氏の息子、キム・ハンソル氏からDNAサンプルの採取を行なった。その後、すぐにマレーシアに戻り、サンプルをクアラルンプール病院に届けたという。遺体が金正男氏であると確認されれば、遺体の取り扱いについて遺族と協議を行う予定だ。

一方、星洲日報は、警察関係者の話として、サンプルの採取ができなかった可能性が非常に高いと報じた。金正男氏が金正日総書記の息子という「特殊で敏感な身分」であることを考えると、家族が外国にDNAサンプルを渡すことは容易ではないからだ。

キム・ハンソル氏については、20日にマレーシア入りしたと伝えられているが、同国警察のカリド・アル・バカール長官は「すべて噂だ」と否定している。