22日、鈴木清順監督の訃報を受けて香港のジョン・ウー監督が、これまでの数々の作品で大きな影響を受けてきたことを語った。写真はジョン・ウー監督。

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2017年2月22日、鈴木清順監督の訃報を受けて香港のジョン・ウー(呉宇森)監督が、これまでの数々の作品で大きな影響を受けてきたことを語った。鳳凰網が伝えた。

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「ツィゴイネルワイゼン」「東京流れ者」などで知られる巨匠・鈴木清順監督が、今月13日に亡くなっていたことが明らかになった。この訃報を受けてインタビューに答えたジョン・ウー監督は、これまでの作品で描いてきた「バイオレンスの美学」に、鈴木監督から「多大な影響を受けた」とコメント。代表作の一つ「男たちの挽歌」などで、これまで男同士の友情を色濃く描いてきたウー監督だが、鈴木監督を筆頭に日本の名監督たちによるバイオレンスアクション映画から、大きなインスピレーションを受け続けてきたという。

ウー監督の最新作「追捕 MANHUNT」は、70年代に公開された高倉健さんの主演作「君よ憤怒の河を渉(わた)れ」をリメークしたもの。福山雅治を主演に起用し、昨年は大規模な日本ロケを行った。なお、ウー監督は新たなリメーク計画を進めているが、その対象となるのが鈴木監督のハードボイルド・アクション「野獣の青春」(63年)だ。若い頃に大量の日本映画を見てきたというウー監督にとって、「野獣の青春」は思い入れの深い作品の一つ。それだけにこのプロジェクトについては、「必ず実現したい」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)