彼にプロポーズをされたら、いつまでもプロポーズハイになっている場合ではありません。これから、結納という結婚に向けての第一関門を突破しなければならないのです。最近では、結納を行わずに両家顔合わせや簡単な食事会だけで終わりにしてしまうことも増えてきたようですが、やはり両家の取り交わしである結納を行うこともまだまだ多いです。

結納とは?

結納とは正式に婚約を調える儀式のことで、結納だけを執り行う場合と、結納+食事会を行うことがあります。
結納は地域によって違ったり、こうしなければならないという明確な決まりはないものの、ある程度おさえないといけないポイントもあります。そのポイントというのが、時期・場所・仲人の有無・結納品の準備・結納金の金額・家族書の用意の有無・婚約記念品はどうするのか――。
ざっと数えても、これだけ出てきます。さて、それではひとつずつ確認していくことにしましょう。

(1) 開催日時と開催場所について

おめでたいことですから、やはり大安か友引の日を選ぶのがいいでしょう。時期としては挙式の4〜6か月前に行うのがベター。また、結納を行う場所についてですが、これは両家で相談して決めましょう。片方の実家が遠方の場合は、中間地点で行うなどの工夫や提案をしてみるのもいいかもしれませんね。
もともと結納はもらわれる側である女性の実家で行うことも多かったのですが、最近は住宅事情により、そのようなしきたりも薄れてきているようです。

(2) 仲人の有無について

なるほど、正式な結納には進行役というのがいるんですね。仲人を立てずに略式で済ますことも多いようです。どちらにするのかというのは、両家でよくよく相談して決めるようにしましょう。仲人を立てる場合は、結納金の10〜20%程度の現金とお車代を渡すのが礼儀だそうです。

(3) 結納品について

結納パックなどを利用するのも、最近ではやや一般的になりつつあります。結納返しをする場合、女性側は男性側の用意する品数に合わせて用意しなければなりません。具体的には熨斗、末広、家内喜多留、目録、勝男武士、子生婦、友白髪などがポピュラーな品目といえるでしょう。

(4) 結納金について

小袖料という封筒に包んで渡します。おめでたいことなので、4や9の付く数字は避けるようにしましょう。関東では、男性側からいただいた半額をお返しする(半返し)のが一般的。
一方関西式では、男性側が女性をもらうという考え方が強く、お返しはしない(もしくは10%程度)というのが一般的なようです。お返しをする、しないというのも両家で相談して決めるため、事前に金額を共有しておく必要があります。

(5) 家族書の用意について

家族書というのは、簡単な家系図のようなもの。これも正式な結納の場合は用意しますが、用意しないことももちろんあります。どちらか一方だけが用意するものではないので、事前確認は欠かせません。

(6) 婚約記念品について

これは婚約指輪などのことです。もしもプロポーズと同時にもらっているのであれば、結納時には忘れずに持っていくようにしましょう。結納返し(腕時計やスーツなど)を行なっているのであれば、それも同様です。目録に婚約記念品を記載する項目もありますので、記載漏れにも気をつけたいところです。
用意はするけれどまだ品物を渡していないという場合、結納にあわせて品物の準備をしなくてもOKなのですが、目録内の婚約記念品の項目には贈る品物を記載する必要があります。

ここで紹介したのは、あくまでも一般的な事例。地域のしきたりや伝統がある場合、できる限りそれらを尊重するようにしましょう。