中国安徽省合肥市の動物園で、観光客によるマナー違反や危険行為が次々と目撃された。

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中国ではこのところ、動物園を訪れた観光客のマナー違反や事故がたびたび報じられているが、市民への十分な注意喚起とはなっていないようだ。安徽省合肥市でも同様の問題が指摘されている。

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地元紙・合肥晩報が22日付の記事で取り上げたのは、郊外の蜀山風景区にある野生動物園で記者が実際に目にした光景だ。当日は行楽日和で大勢が見学や散策を楽しんでいたが、一部観光客にマナー違反や危険行為が見られた。園には「動物に餌を与えないで」というルールがあるが、ある客は皮をむいたミカンをレッサーパンダに投げ与え、皮も近くにポイ捨て。キツネやヒヒの飼育エリアにも大量のビスケットや果物が投げ入れられており、ヒヒが拾って食べる様子を見て客らは大笑いしていたという。

さらに見学用の橋から下にいるトラを見下ろす構造になっている猛獣エリアでは、数人が橋の下に下りてトラを取り囲んでいる電気柵に接近。中には警告看板があるにもかかわらず、柵に手をかける人もいた。

記事は「電気柵に触れてけがをしないとしても、トラが飛びかかってきたら指だってかまれる」と指摘し、「園側はこれまで何度もルールを守るよう呼び掛けてきたが、やはり一部の客は自身の行為を正す必要があるようだ」とまとめている。(翻訳・編集/野谷)