日本は戦後のごく短期間で焼け野原から復興を果たし、世界有数の経済大国へと成長したが、中国メディアの光明日報は22日、日本が戦後に奇跡的な復興を遂げることができた大きな要因の1つが「教育」にあると伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は戦後のごく短期間で焼け野原から復興を果たし、世界有数の経済大国へと成長したが、中国メディアの光明日報は22日、日本が戦後に奇跡的な復興を遂げることができた大きな要因の1つが「教育」にあると伝えている。

 記事は、人間が受ける教育は大きく分けて「家庭教育」と「学校教育」、そして「社会教育」の3つだと伝え、国土が小さく、天然資源にも乏しい日本は家庭教育の重要性を深く認識していると指摘。各家庭に礼儀や作法、さらには自立心を養う「教育の理念」が深く浸透していると論じた。

 続けて、日本では「子どもに失敗させることも教育」だと考えられているとし、子どもが問題に直面したり、挫折したりしても親はすぐに助け舟を出さず、まず子どもに自ら問題の解決にあたらせると指摘。たとえば、日本の親は子どもが転んでも自分で起き上がるのを待つことが多いが、こうした点は確かに中国の親とは違う点かも知れない。

 また記事は、日本では家庭内の教育を通じて、子どもの忍耐力が養われているとし、日本における忍耐は決して中国のように「マイナスイメージ」のものではなく、日本では心身の鍛錬とも取られていると指摘。子どもの要求をすべて満たしてあげることは必ずしも愛情ではなく、我慢することを覚えさせることで強靭な精神を醸成しているのだと指摘した。

 次世代を担う子どもの教育は国の将来を左右するほど重要なものだが、中国は長らく実施してきた一人っ子政策によって、親や祖父母の愛情が1人の子どもに向かい、結果として子どもたちはわがままに育ったと言われている。何でも親にしてもらって当然という環境で育った中国の子どものなかには、大きくなっても身の回りのことすら自分ではできないという人もいるという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)