講談社、手塚プロダクション、ドコモ、富士ソフト、VAIOの5社は22日、AI時代に対応するために誰でも知っている手塚治虫の「鉄腕アトム」を自作して組み立てる「ATOMプロジェクト」を開始すると発表した。

 「ATOMプロジェクト」は、各社の強みを生かし「鉄腕アトム」の世界観をベースにロボットの可能性を開拓し、家庭用ロボットとして「一家に一台」の普及を目指すとしている。「ATOM」の外観は手筭プロダクションが監修し、発売は「手筭治虫生誕90周年記念企画」として行なわれる。

 「ATOM」のサイズは身長が約44cm、重さが約1,400g。主な仕様として、AI(人工知能)、カメラ×1(HD、92万画素)、モノラルマイク×1、モノラルスピーカー×1、両目に7色LED。

 「ATOM」に搭載する OSとAIは富士ソフトが設計開発。AI機能はインターネット経由でドコモの自然対話プラットフォームと接続させる。ネット上で「成長する会話力」を NTTドコモと講談社が共同して開発し、VAIO は、「ATOM」本体に使用される電気回路の基板の開発・製造を行う。

 プロジェクト第1弾として、定期的に書籍を出版してそのなかのパーツを組み立てて完成させるパートワーク方式の「週刊鉄腕アトムを作ろう!」を創刊する。組み立てて完成させるのは、会話するロボット「ATOM」で、「鉄腕アトム」をモデルにした二足歩行の「日本初の進化する本格的なキャラクター型コミュニケーション・ロボット」である。創刊は4月4日で、最終刊行日は2018年9月11日。全部で70回発刊される。

 創刊号の価格は830円、通常号は1,843円、高価格号は2,306円〜9,250円(いずれも税別)。全70巻で18万4,474円(税別)。定期購読の予約可能。創刊号には特別付録として、創刊スペシャルDVD(63年版、80年版、03年版アニメの初回収録、オリジナルコンセプトムービー、機能紹介ムービーほか)、「ATOM」の透視設計図、特製ビスケースがつく。