21日、韓国・ニュースによると、施設運営費を海外旅行費用に使ったり、親類縁者を就職したように見せかけ、高額の給与を支給したかのように偽装したりして資金を横領した保育園・幼稚園が大量に摘発された。写真は韓国の幼稚園。

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2017年2月21日、韓国・ニュース1によると、施設運営費を海外旅行費用に使ったり、親類縁者を就職したように見せ掛け、高額の給与を支給したかのように偽装したりして資金を横領した保育園・幼稚園が韓国で大量に摘発された。

公職社会ならびに公職社会に関連した民間分野の不正・腐敗の実態把握・分析・対策などを目的に14年に組織された国務調整室傘下の腐敗剔抉(てっけつ)推進団は21日、全国8市とソウルに隣接する京畿道(キョンギド)地域の大規模幼稚園・保育園95カ所を対象に会計・給食・衛生などを点検し、問題のあった91カ所(95.8%)、609件を摘発したと明らかにした。

不当使用額は合計で205億ウォン(約20億4000万円)に上り、園の運営に使われるべき経費が、個人的な贈り物の購入や親類縁者の海外旅行費用、子どもの学費、カラオケ、遊興飲食代などに使われていた。また一部の園では、消費期限が切れた食材を使用目的で保管したり、給食調理員らが健康診断や衛生教育を受けていなかったりした事例も確認された。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「今までなぜ放置してたの?」「今になって分かったのか?徹底的に調査しろ」「不正の温床だな」「不正を働いた園は閉鎖しろ」など、不正に対する多くの厳しい意見と共に、「それでも教育者か」と、教育者としての姿勢を批判する声も寄せられた。また、「現職の幼稚園の先生です。不正を行っておきながら、園長が『罪は犯してない』と堂々と言い切っている姿を見て、幼稚園の先生を辞めようと思っている」と、不正を目の当たりにした現場の声もあった。(翻訳・編集/三田)