新加入の家長が好クロスなどで決定機を作り出した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[ACL1節]川崎 1-1 水原三星/2月22日/等々力

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1節・川崎フロンターレ対水原三星ブルーウィングスが2月22日、等々力競技場で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

【ACL 川崎1-1水原 PHOTO】小林のゴールで先制するも、オウンゴールでドロー決着

 試合は立ち上がりの11分に川崎が先制する。大島僚太の前線へのパスからチャンスを掴み、中村憲剛のクロスを小林悠が合わせてゴールネットを揺らした。

 しかし、水原は23分にヨム・ギフンのクロスが川崎のオウンゴールを誘い同点。前半は阿部浩之が決定機を迎えるなど、勝ち越しのチャンスは作り出したものの、このまま1-1で終了した。

 後半に入ると、互いにカウンターを駆使して素早い攻めを見せる。川崎は、守護神のチョン・ソンリョンが1対1の場面を止めるなど、ビッグセーブでピンチを凌ぐ。一方攻撃面では、新加入の家長昭博、阿部がチャンスメーカーとして機能し、決定機を作り出すなどいくつかの見せ場はあったが、決め手を欠き無得点。

 結局、試合は1-1で終了。川崎は今季の公式戦初戦をドローで終えた。2節は、3月1日にアウェーに乗り込んでの東方(香港)戦となる。