谷真理佳感涙！“時かけ”キャンペーンで地元・福岡に凱旋
映画「時をかける少女」の公開10周年を記念し、2月18日(土)から24日(金)まで、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13にて、リバイバル上映を実施中。同作品は、女子高生の紺野真琴、仲の良い男のクラスメイト・津田功介、間宮千昭の3人を中心に物語が展開。あるきっかけで、過去にさかのぼる力“タイムリープ能力”をもってしまった真琴が繰り広げる青春ストーリーとなっている。
【写真を見る】「時をかける少女」を見て育ったといっても過言ではないというぐらい、本当に大きな作品と話す谷
今回、SKE48“二次元同好会”のメンバーである谷真理佳が、同作品の応援隊として来福。福岡パルコ本館(福岡市中央区)5階で、2月28日(火)まで開催中の「時をかける少女カフェ」にてインタビューを行った。
――おかえりなさい！地元・福岡で、キャンペーンのゲストとして凱旋される気持ちはどうですか？
「もう本当に夢みたいです！最初、本当にドッキリかと思いましたもん(笑)。しかも、『時をかける少女』という大好きな作品のお仕事で帰ってくることができて、本当にうれしいです」
――谷さんにとって、映画「時をかける少女」はどのような作品ですか？
「私が10歳の時の作品なのですが、夏休み、毎日ビデオで見ていたというのを覚えています。小学生だったので、理解できない部分もあったのですが、大人になるにつれて、真琴と千昭の関係性にグっと来るようになりました。時をかける少女を見て育ったといっても過言ではないというぐらい、本当に自分の中では大きな作品です」
――そんな大好きな映画の中で、特に好きなシーンをあげるとしたら、どこですか？
「千昭が真琴に告白するシーンです！千昭の『俺とつきあえば？』という言葉に、真琴がびっくりして時を巻き戻すのですが、巻き戻しても、巻き戻しても千昭は真琴に思いを告げる。その2人の感情のぶつかり合いが好きです。あと、このシーンの情景も好きなんです。キラキラ光る川と、自転車2人乗りっていうのがすごくいいですよね」
――ご自身も言われてみたいですか？
「言われたいです!!! 千昭と2人乗りして、千昭に告白してもらいたいです(笑)」
――真琴と、ご自身、重なる部分はありますか？
「私、すごくサバサバしているので、男っぽいねってよく言われるんです。そこは似ていますね。あと、タイムリープしたときに、“カラオケ”とか“ごはん”とか求めるものが似ています(笑)」
――では、もし谷さんがタイムリープ能力を得られたら、戻りたい過去はありますか？
「48グループに入る前に戻ってみたいです。もしHKT48のオーディションを受けずにいたら、どんな人生を送っていたのかな〜というのを最近すごく考えるので、それを体験してみたいです」
――HKT48からSKE48に移籍されてもうすぐ3年。ご自身で成長を感じることはありますか？
「よく“強くなったね”って言われます。HKT48に入ったときは、まだ16歳で、すごくいろいろ気にしていました。周りの人の意見や、注意されたことに対して、すごく凹むことも多かったです。今は、大人になったというのもありますが、ファンのみなさんや、周りがすごく支えてくれるので、泣くことや、弱音を吐くことがなくなりました。あとは、真琴を見習って、自分で未来を切り拓いていきたいと思っています。自分で動かないと何も始まらないし、自分で自分の未来を明るくできるようにがんばりたいです」
――そんな成長した谷さんが感じられるSKE48の2ndアルバム「革命の丘」が2/22(水)に発売になりますね！
「ありがとうございます(笑)！SKE48の4年半ぶりのアルバムで、私自身は初のアルバムとなります。HKT48のときから思っていたのですが、SKE48って夏ソングが似合うんですよね。今回表題曲の『夏よ、急げ！』もポップな夏ソングになっています。MVが、48グループ初のワンカット撮影だったのですが、振りを間違えても編集がきかないので、コワくて実は私もまだ見ることができていないんです(笑)。ファンのみなさん、谷が振りを間違えていても優しい目でみてください！」
明るく人懐っこい笑顔と、はきはきと、とても楽しそうに話す姿が印象的な谷。インタビュー後は、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13に移動し、トークショーをおこなった。
トークショーでも、インタビュー時と変わらず明るい笑顔で軽快にトークをすすめていただが、終盤にさしかかるころ「今回福岡でのイベントということで、HKT時代のファンの方、懐かしい顔を見ることができて…」と感極まり、大粒の涙をぽろぽろと流しはじめた。
その姿に、思わずもらい泣きするファンも。谷の人柄があらわれる心うたれるシーンだった。
映画「時をかける少女」は、「10th Annibersary BOX」が好評発売中。10周年を記念し、特典満載のスペシャル仕様となっている。映画とともに、あのころにタイムリープしてみませんか？【福岡ウォーカー編集部/鶴田知子】
