21日、タイ海軍はこのほど、中国から潜水艦を購入すると表明した。1隻135億バーツ(約430億円)の中国製潜水艦「S26T」を3隻購入する。写真はバンコク市内のタイ日友好橋。

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2017年2月21日、タイ紙ネーションによると、タイ海軍はこのほど、中国から潜水艦を購入すると表明した。1隻135億バーツ(約430億円)の中国製潜水艦「S26T」を3隻購入する。参考消息網が伝えた。

同紙は今回の購入計画について「武器装備調達の象徴的事案であり、戦略的な意義がある。中国とタイの関係は日ごと強化されている。タイは今後、安全監視・保護分野において、中国への依存度を高めるだろう。タイはインド洋、太平洋の海洋資源保護強化を望んでいる」との記事を掲載した。

これを受け、これまでタイに潜水艦を納入していた日本が窮地に立たされることが予想される。日本はタイとの良好な経済関係を礎に、さらに多くの戦略的な枠組みを構築したい考え。防衛装備についての覚書署名に向け、協議を加速させる見通しだ。日本とタイは現在、優先事項の合意に向け話し合いを進めている。

天皇陛下と美智子さまは3月初め、タイを訪問。昨年10月に亡くなったプミポン国王への弔意を伝える。日本と中国は今後数十年、防衛分野でタイの重要なパートナーになる。それぞれの関係強化は対立を生むものではないだろう。(翻訳・編集/大宮)