グローバルで6年連続、日本でも4年連続で過去最高の販売台数を記録しているメルセデス・ベンツ。販売台数の伸びは、Aクラスをはじめとしたコンパクトなモデルが牽引役なのでしょうが、CクラスやEクラスなどメルセデス・ベンツが得意としてきたセダンも好調のようです。

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さらに、2016年を「SUVイヤー」として精力的に新型SUVを投入。その代表格がCクラスをベースとしたGLCで、メルセデス・ベンツの新規ユーザーが6割を占めるなど、新たなファンを獲得しています。

また、女性ユーザーの獲得にも注力しているメルセデス・ベンツ日本では、六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」をベースに、化粧品大手のポーラとのコラボも発表。同モデルのプレス発表会には、ポーラの横手喜一社長も来場し、ポーラのブランドなどを紹介していました。

2月22日に発表、発売されたメルセデス・ベンツGLCクーペ(メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペは3月下旬発売予定)は、文字どおりGLCをベースに専用のリヤセクションが与えられたSUVとクーペとクロスオーバーモデル。

ボディサイズは全長4735×全幅1890×全高1605mm、ホイールベースは2875mmで、BMW X4の全長4680×全幅1880×全高1625mmと比べると、55mm長く、10mmワイド、20mm低くなっています。

後席の居住性が気になりますが、身長171cmの私が座っても頭上には余裕があり、大人4人での長距離移動も十分にこなす実用性も兼ね備えています。ラゲッジは、500Lの通常時でもゴルフバッグが3セット積載可能で、最大時は1400Lという荷室容量を確保。単にデザインコンシャスなクーペ風SUVではなく、ファーストカーになり得る実用性も担保されています。

エンジンは184ps/300Nmの2.0L直列4気筒直噴ガソリンターボをはじめ、同じ2.0Lながら211ps/350Nmを誇る直列4気筒直噴ガソリンターボを設定。

ほかにも、170ps/400Nmの2.2L直列4気筒直噴ディーゼルターボ、そして211ps/350Nmの直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンに、85kW(116ps)/340Nmを発生し、ブースト機能を併せ持つモーターを組み合わせたハイブリッドも設定しています。さらに、Mercedes-AMGの手による367ps/520Nmの3.0L V6ツインターボを用意。

CクラスやGLCの人気を支える安全面もこの2台と同様で、全車に標準装備される「レーダーセーフティパッケージ」をはじめ、「アダプティブハイビームアシスト・プラス」の「LEDインテリジェントライトシステム」も全車に標準で用意。価格帯は、GLC200クーペの627万円〜メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペの910万円です。

「CクラスのSUV」を謳うGLCでは飽き足らない層にアピールするGLCクーペは、「CクラスクーペのSUV」とは謳わないようですが、スタイリッシュなフォルムと実用性の高さは、メルセデス・ベンツのSUV人気をさらに加速させそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

新型メルセデス・ベンツGLCクーペの登場、化粧品ポーラとのコラボも発表(http://clicccar.com/2017/02/22/447941/)