ソフバンiPhoneでも格安SIMに移行しやすく──スマモバなどソフトバンク網のMVNOが3月22日開始

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格安SIMMVNO)の「スマモバ」を提供するスマートモバイルコミュニケーションズは、現在提供中のドコモ網に加え、新たにソフトバンク網を利用した格安SIMを3月22日より発売します。

発売当初はデータ専用のnanoSIMで、iPhone用のみ提供します。このため、SIMロック解除に対応しておらず、格安SIMを使えなかったソフトバンク版iPhone 6、およびそれ以前のiPhoneでも、スマモバの格安SIMならば使えるようになります。

ソフトバンク網の格安SIMを巡っては、ソフトバンクの端末ユーザーならSIMロック解除不要で使えるため、ソフトバンクユーザーを取り込みたい格安SIM事業者から注目を集めています。

なお、スマモバはソフトバンク網の格安SIMの提供を「他社に先駆けて」と表現しています。一方、ヤマダ電機も、U-NEXTとの合弁による「Y.U Mobile」において、ソフトバンク網の格安SIMをスマモバと同日の3月22日より発売予定。こちらはMVNOを支援するMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)として、日本通信を利用します。

いずれにせよ、ソフトバンク網の格安SIMは今後も増える見通しで、ソフトバンクユーザーの格安SIMへの移行が容易になると言えそうです。

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