Doctors Me(ドクターズミー)- 繰り返す転職による悪影響とは? 心の在り方やストレス克服法を知ろう

写真拡大

入った会社が合わなくて、転職を考えたり、実行したことがあるって人は今の時代だと多いのではないのでしょうか。

しかし、転職を繰り返してばかりいる人もいらっしゃいますが、繰り返す原因は一体何なのでしょうか。

今回は転職を繰り返してしまう原因、特徴、転職を繰り返すストレスによる悪影響、転職を成功させる心の在り方や克服法を精神科医のひなこ先生に解説していただきました。

目次


転職を繰り返してしまう原因


人間関係


なかなかなじみにくかったり、主張が強く周囲とうまくやっていくのが難しいといった場合です。

自分に合った職種の選択ができていない


非常に内気で人見知りなのに接客を主とする仕事をしていたり、体力がないのに体力を非常に要する仕事ばかり選択しているケースがあります。

発達障害、精神疾患など


パニック障害やうつ病などがあり、仕事に影響を与えていたり、例えばADHDやアスペルガー症候群などがあって仕事への適応を妨げている可能性があります。

転職を繰り返してしまう人の特徴


職場に対する理想が高い


職場に対して求めているものが多く、満たされないと転職を考えるというパターンです。

プライドが高い


新入社員として人から指示を受けたり、雑用を行うといったことに強いストレスを覚えやすいのが特徴です。

プレッシャーに弱い


失敗に対して叱責されたり、あるいは自身の成績が伸び悩んだり周囲と比較されたりすることで、勤務を継続することが困難になってしまう場合があります。

転職によるストレスが与える悪影響


長く勤めようと思った職場において短期間での転職を何度も繰り返すことによって、自分に対して自信が持てなくなったり、就職活動の繰り返しによって精神的に疲弊してしまったりします。

また、お給料も上がりにくかったり、新しい仕事を一から覚えること、職場環境に適応することの繰り返しによって肉体的にも大きな負担がかかるケースもあります。

転職先でしんどくなってしまった時の対処法


転職のメリット・デメリットを考える


・仕事を続けることでの自身の精神的、肉体的なメリット・デメリットを考える
・辞めた場合の次の仕事の見通しなどを冷静に検討してみる

休息する


・休めるときはできるだけしっかり休息をとる

転職を繰り返してしまう人がカウンセリングを受けた場合


問診例


現在の職場環境やこれまでの経歴、本来の性格傾向などについて問診が行われます。

疑われる疾患例


発達障害やうつ病、パニック障害や不安障害、統合失調症などの疾患が隠れているケースが見受けられます。

処方される薬例


転職を繰り返すことは病気ではありませんが、例えば不眠の問題があれば睡眠薬、うつ病にかかっていれば抗うつ薬といった風に状態に合わせたお薬が処方されることもあります。

転職者に対する理想のサポート体制


会社の方では途中入社の方がなじみやすい、気後れしにくい会社全体でのシステム作り、周囲の家族などは本人の負担や緊張を理解して落ち着くまでの間は特にサポーティブに接することが望まれます。

転職を成功させる心の在り方や克服法


職場に期待しすぎない
できるだけ自分からなじめるように努める
仕事以外のストレス解消の時間を設ける
話しやすい相談相手を持つ

最後にひなこ先生から一言


転職は必ずしも悪ではありません。転職したほうがずっと良かったといった例も多数存在しますので、その点にコンプレックスを持ちすぎず、前向きにやっていきましょう。

(監修:精神科医 ひなこ先生)