2005年に「オペレッタ狸御殿」会見に出席した鈴木清順監督(中央)

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 「ツィゴイネルワイゼン」などで知られる鈴木清順監督が、2月13日に慢性閉塞性肺疾患のため死去したと、映画会社の日活が発表した。93歳だった。

 1923年生まれ。56年に「港の乾杯 勝利をわが手に」でデビュー。80年に発表した「ツィゴイネルワイゼン」が第31回ベルリン国際映画祭審査員特別賞を受賞。代表作に「東京流れ者」「殺しの烙印」「陽炎座」「夢二」など。独自の色彩感覚と様式美にこだわった映像表現が、国内外の映画人に大きな影響を与えた。

 2005年に、中国人女優チャン・ツィイーを主演に迎えた「オペレッタ狸御殿」が遺作となった。