長野県上田市は、2016年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」が県内に及ぼした経済波及効果が200億9000万円に上ったと2017年2月20日、発表した。交通費を除いた長野県内での観光消費額は143億3000万円で、そのうち47.7%にあたる67億9000万円が上田市での消費総額となった。

調査は「信州上田真田丸大河ドラマ館」(2017年1月17日〜2017年1月15日まで開館)の入館者103万5000人を観光客数とし、入館者約800人への宿泊費や飲食費、土産代などのアンケートをもとに消費額を推計したもの。

「真田丸」の長野県への経済効果については、2016年6月に日本銀行松本支店も200億円になるという試算結果を発表していた。