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凸版印刷は、スマートフォンを用いてVR体験を実現する簡易ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「VRscope(ヴィアールスコープ)」で、表示コンテンツを制御し、多人数での同時体験を可能にするパッケージサービス「VRscopeリモート」を開発したと発表した。

企業ショールームや工場見学、観光ガイドツアーなど、多人数にツアー形式でVR体験を提供する用途を想定し、2017年3月より本格的な販売を開始する。

凸版印刷が提供するVRscopeは、VRをスマートフォンで手軽に臨場感体験できる簡易HMDで、今回、複数の体験者に同時にVRコンテンツを配信できる管理システムを開発。工場見学や観光ガイドツアーで、説明員が見せたいコンテンツを手元の管理端末で操作しながら解説できる。

管理システムと各VRscope間は、Wi-Fiルーターを介してローカルな無線ネットワークでつなぐ。

コンテンツの再生・停止操作や切り替えのほか、見せたい場所にマークをつけて興味を促すといったことも可能。また、管理端末と各VRscopeの通信もローカル無線ネットワークを用いるため、インターネット環境のない場所でも利用できるという。

本格販売に先駆け、ヒゲタ醤油の銚子工場で、VR工場見学ツアーとして2016年11月より導入されているという。

パッケージ基本料金は 200万円〜で、基本料金には、管理システム、VRscopeおよびスマートフォン5台、管理端末・Wi-Fi機器が含まれる。

凸版印刷は今後、本サービスを自治体や企業のコミュニケーションツールとして拡販、「VRscope」を用いたソリューションを拡販し、2018年度に約20億円の売上を目指す。

(丸山篤)