20日、台湾・聯合新聞網によると、スペインで昨年末に起きたネット詐欺事件で台湾人200人以上が逮捕され、中国に送られたことを受け、台湾当局による短編CM「詐欺犯は中国に送られる」が波紋を呼んでいる。

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2017年2月20日、台湾・聯合新聞網によると、スペインで昨年末に起きたネット詐欺事件で台湾人200人以上が逮捕され、中国に送られたことを受け、台湾当局による短編CM(コマーシャルフィルム)「詐欺犯は中国に送られる」が波紋を呼んでいる。海外網が伝えた。

スペインでは昨年12月、電話などを使った大規模な詐欺事件が発生。スペイン政府は逮捕した容疑者269人を中国本土へ送ることを決定。うち218人が台湾人だったため、台湾当局が中国に遺憾の意を伝え、強く抗議していた。

台湾政府の中国に関する業務全般を担当する行政院大陸委員会はこのほど、詐欺事件の防止を目指す短編CMを製作。「海外電信サービス」と題するメッセージを受け取った男性が、高額の給与や待遇につられ、詐欺集団にだまされる様子を描いた。映像の中で「中国大陸に送られる可能性があり、前途に大きな代償が待っている」としたため、ネットなどで波紋が広がっている。

同委員会は「ネット詐欺撲滅は中国、台湾双方が目指す道。中国側との連携を密にしたい」と表明した。(翻訳・編集/大宮)