2017年のJリーグ開幕が今週末に迫る。

 Jリーグに先駆け、先週にはゼロックススーパーカップが行われ昨年チャンピオンの鹿島アントラーズが浦和レッズに快勝、そしてACLも開幕しJリーグ勢は鹿島、浦和とも白星発進の好スタートをきった。いずれの試合でも、それぞれのチームに今期より加入した新戦力の活躍が目をひいた。

 鹿島アントラーズのMF・レオシルバは昨年まで4年間、アルビレックス新潟に在籍し、攻守にわたり新潟の中心的存在だった。鹿島でもこれまでの2試合は共にスタメン出場し勝利に貢献、早くも存在感を発揮し続けている。前線では、ヴィッセル神戸より新加入のFW・ペドロジュ二オールも好連携をみせていた。

 スーパーカップでは敗れたものの、アウェーでのACL開幕戦勝利を挙げた浦和。こちらも昨年まで新潟に所属したFW・ラファエルシルバが途中出場し、チーム4点目となるゴールを決めている。今年も鋭い得点感覚は変わらず、浦和にとっては強力な得点源になることは明らかだ。

■注目の移籍選手たち

 例年になく大物、ビッグネームの移籍が相次いだ今年のJリーグ。

 中でも大いに注目を集めるのがジュビロ磐田に移籍した中村俊輔だ。計13シーズン在籍した横浜F・マリノスを離れ、39歳となる今年、天才レフティの新しいユニフォームでの躍動はサポーターならずとも必見。同じく、名古屋グランパスから移籍のストライカー・川又堅碁とのホットラインも要注目だ。

  Jリーグ3年連続得点王の実績を持つ大久保嘉人もFC東京へと新天地を求めた。昨年も15得点と未だ得点感覚は衰えを見せず、前田遼一や新加入の快速アタッカー・永井謙佑等と構成する強力な攻撃陣はリーグ屈指だ。

■クラブの『顔』だった選手の移籍も

 それまでチームの顔として活躍してきたプレーヤーの移籍も少なくない。

 川崎フロンターレに移った家長昭博は長年にわたり大宮アルディージャの躍進を支えてきた。そして、その家長の抜けた大宮には、こちらも長くクラブの主力だった大前元紀が今期よりJ1に復帰した清水エスパルスから加入。また、ベガルタ仙台へ移籍の平山相太もFC東京で中核を担っていた。

 移籍先でのフィールド上のプレーもさることながら、それまで在籍してきたクラブのファン・サポーターからの反応も見ものと言えるだろう。

 他にも、フィールドプレーヤ―からゴールキーパーまで、レギュラークラスの移籍が目立った今年、新たに加入した選手がどれだけチームにフィットするかが、チームの上位進出のカギになるのは間違いない。新戦力の活躍がどれだけ観られるか楽しみの多い今シーズン、開幕は目の前だ。