2月22日はアメリカ・ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの没後30年となる。シルクスクリーンによるキャンベル・スープ缶やマリリン・モンロー、エルヴィス・プレスリーなど、鮮やかな色合いのポップアート作品で知られるウォーホルは、今も根強い人気を誇る芸術家であるとともに音楽シーンとも非常に縁の深い人物だった。

 カウンター・カルチャーが全盛を迎えた60年代、彼のスタジオ<ザ・ファクトリー>は多数のアーティストの溜まり場となり、そこはまさしく同カルチャーの“発信基地”となった。ウォーホルは自身がプロデュースを手がけた『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』(1967年)の“バナナ・ジャケット”だけでなく、ローリング・ストーンズ『スティッキー・フィンガーズ』(1971年)、『ラヴ・ユー・ライヴ』(1977年)、80年代にはジョン・レノンの死後にリリースされた『メンローヴ・アヴェニュー』(1986年)アレサ・フランクリン『アレサ』(1986年)など、数多くの名盤ジャケットのアートワークも手がけている。

 ウォーホルは『メンローヴ・アヴェニュー』『アレサ』リリースの翌年となる1987年2月22日58歳でこの世を去っている。